大英博物館
大英帝国がその全盛期に財力と情熱をつぎ込み収集した文明遺産の殿堂。博物館は1753年、ハンス・スローン卿の約6万点の博物学の標本やコイン、写本に、ロバート・コットン卿やオックスフォード伯爵の蔵書を加え一ヶ所で公開したのが始まり。4年後、国がこれを買い上げ、現在の場所にあったモンタギュー公爵邸を買収し、1759年世界初の国立博物館としてオープンした。その後コレクションは増え、ロバート・スマークの建築で、公開と並行して30年がかりで増築を行い1852年現在の形となった。19世紀以降の考古学上の発見の成果もあってエジプト、ギリシア・ローマ、西アジアの古代美術がとりわけ充実している。
正面ヤード
パルテノン神殿
女神アテナを讃える破風彫刻
ネレイデス記念堂(霊廟)
BC400年ころ→
エジプト彫刻ギャラリー
シャーロック・ホームズ博物館
コナン・ドイルの推理小説で世界的に知られる名探偵シャーロック・ホームズ。彼が下宿していたとされるベーカー街221bの2軒先に、90年にできたのがこの博物館。
2階にはドイルの小説に基づきホームズの居間と書斎が再現されており、ホームズとワトソン博士がすぐにでも出てきそうな感じ。また、トレードマークのパイプや虫眼鏡、鳥打帽などが置かれており、これらを着用してホームズ気分で写真が撮れる。出版物や世界中のファンからの手紙なども展示されている。1階は大家のミセス・ハドソン夫人のレストランがあり、当時の料理を食べることができる。館内の係員はすべて当時のコスチュームで気分満点。
入り口、よほど注意していないと見過ごしてしまう
ホームズから貰った名刺
ホームズになりきっているMr.Q  →
マダム・タッソー館
フランス生まれのマダム・タッソーは、ルイ16世やマリー・アントワネットなどフランス革命期の政治家達のデスマスクやろう人形を作り評判となった後、イギリスに渡りろう人形館を各地で開いた。マダム・タッソー館は1835年ベーカー街にできたものがその前身で、今では政治家や芸能人などの300体以上のろう人形がテーマ別に展示されてる。恐怖の館はギロチンや絞首台などが並べられ、フランス革命の犠牲者達のデスマスクが展示されている血なまぐさい展示室。トラファルガーの海戦では、大砲が轟きネルソン提督の戦死の場面を臨場感あふれる装置で再現している。日本人では、吉田茂、千代の富士などの像がある。シャーロック・ホームズ博物館から徒歩で10分程度の至近にある。
マダム・タッソー館
懐かしいビートルズの面々
女王夫妻
エリザベス・テーラー
ジョン・ウェイン
シュワルツェネッガー
フランク・シナトラ
ショーン・コネリー
アインシュタイン
マリリン・モンロー
ジェームス・ディーン
エルビス・プレスリー
吉田茂
ダイアナ妃

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ミイラ(BC3000年ころ)
ロンドン市内