約3,600冊の蔵書があり貸し出しもしてくれる。インターネットステーションも8台設置されておりインターネツト、eメール(これらは有料)も利用できる。いつでも日本と接続できて、船上であることを忘れてしまう。
図書室
フォーマル 男性:タキシード、ダークスーツ又はディナージャケット
女性:イブニングドレス又はドレッシーなワンピースなど
スマートカジュアル 男性:ジャケット、ブレザーとネクタイ
女性:ワンピース又はスーツ
カジュアル 男性:スポーツシャツ(襟付き)にスラックスなど
女性:サンドレス、ブラウスなど
ドレスコード
5日目の深夜、フードデコレーションがあった。野菜やフルーツなどがすべてケーキで製作されており、その見事な出来栄えを観賞したのち食べてしまおう、という企画。
題して「食事の芸術を食べ尽くしましょう!」
観賞タイム 午後11.30〜0.30
賞味タイム 深夜 0.30〜1.30
午後
「COMPASS」が毎夕キャビンに届けられる。これには食事時間、場所、夕刻以降のドレスコード、ショーやパーティの案内が載っており必ずチェックする必要あり。
担当のキャビンアテンダントが午前と夕食時にそれぞれ掃除してくれる。もちろん、タオル類なども毎回取り替えてくれ、クリーンなことこの上もなし。
多くの専門カメラマンが船内の各ポイント、ディナー、パーティ会場などで撮影してくれる。出来上がった写真は3階メインレストランの入り口にあるフォトギャラリーに展示され、希望のもののみ購入すれば良い。
24時間OK。アルコール類を除き飲み物、食事などすべてクルーズ代金に含まれている。大いに利用する価値あり。ただし、1〜2ドル程度のチップは必要。
船内新聞
キャビン内の清掃
ルームサービス
チェックカウンターでパスポート、クルーズチケットなど提出し手続きすると、クルーズカードが手渡される。このカードがなかなかの優れもので客室のカギ、品物購入時の支払いカード、航海途中での下船、乗船時の身分証明書の機能がある。
従って船内では常に携行していなければ生活できないこととなる。(パスポートは最終下船時まで預けぱなしとなる)
当然の事ながら船内では現金清算は一切不要。カジノでのお遊びもこのカードでコインが手に入る。
クルーズカード
乗船時の記念写真
カップル毎に撮影してくれる
(Life Bort Drill)
乗船後最初の行事がこの訓練。16時30分緊急を知らせる警笛(短い警笛7回+長い警笛1回)を合図に全員がキャビン備え付けのライフジャケットを着け5階デッキに集合。英語で説明あるも殆ど聞き取れず。最後に人員の点呼があり、私達の場合キャビンNO.9250の声に対し Two
persons と答えて無事終了
キャビンのバルコニーから或いは15階の展望デッキから、水平線に昇る朝日を眺めるのは感激もの。その後朝日を浴びながら12階にある一周400メートルのジョギングトラックを走り、シャワーの後モーニングコーヒーを味わい船内新聞で今日の予定をチェックする。
バルコニー
ときおり沖合いを船が通る
キャビン
コンパクトで使い勝手がよい
軽い朝食は11階のビュッフェスタイルのカフェで、しっかり食べたい時は3階のオーダーメイドスタイルのレストランで、或いは静かに音楽でも聞きながらの心境の時はルームサービスで、とその日の気分で自由に選べるからありがたい。
これが実に欲張りでスポーツ、ゲーム、レクチュアーなど多くのメニューが揃っている。
もちろん、何もせずボケッーと海を眺めるのも最高。
ストレッチ、 アイススケート
エアロビクス ビンゴ大会
ゴルフドライビング バスケットボール
ロッククライミング アートオークション
ダンス ワインの選び方
などなど・・・
プログラムの一例
客船では初めてのロッククライミング、海面60メートル
パターゴルフ
ヴァイキング方式のレストラン、オーダー方式のレストラン或いはビュッフェスタイルのカフェなどお好みのものが選べる。
船内には3つのメインレストランの他に6つのレストランがあり、いろいろなタイプが楽しめる。ただし、和食はほとんど無かった。
各種のカフェ、レストランでアフタヌーンティ、コーヒを楽しむ。船内は外国人ばかり(3,000人余の船客の中で日本人は20人足らず)。しかしどこでも隣り合った同士で気楽に話し合える雰囲気があり、中学生英語で結構会話が弾む。
おかしなもので、レストランでもカフェでも大体同じような席に毎日座るものだ。これは内外を問わず人間の習性なのかも知れない。そんな訳で「ヤァー、またお会いしましたね」と云う関係が出来上がってくる。
これも船旅ならではの楽しさだ。
また、船内には目玉の一つ大商店街ロイヤルプロムナードがあり、ここの散策も楽しい。4層吹き抜けの巨大なアトリュウムで長さ122メートルもある。ロンドンの有名なバーリントンアーケードを模した作りで高級ブティックも多く出店している。
ここでは大道芸人がさまざまなパフォーマンスを繰り広げており、夜になるとクルーによるパレードが展開され楽しいことこの上ない。
ロイヤルプロムナードー
クルーによるパレード
午後も多い。先に書いた午前中のプログラムに加えて次のようなものがある。
11階デッキには3つのメインプールと6つのジャグジィーがあり、家族連れやカップルで大賑わい。
賑わうプール
デッキの昼寝
さらに、サウナのあるフィットネスセンターも充実している。
少し船酔い気味になると、このサウナに入りその後ランニングマシンで再度汗をかくと完全に回復する。
これからがクルーズの醍醐味である。この時間帯以降はドレスコード(服装の基準)に従ったファッションが要求される。
当日のコードは前日の船内新聞に案内されるから必ず確認すること。
フォーマルデーはディナーの前に船長主催のカクテルパーティが開かれ、参加者は大いに気取って集まる。ボイジャーはQE2とかクリスタルハーモニーのような高級船ではないのでタキシード姿は少ない。
ダークスーツで十分。ただしネクタイだけは沢山準備しておいたほうが良い。日本女性の場合和服が大人気とのことだから、荷物さえ許せば是非持参すると良い。
キャップテン(ノルウエー人)と記念撮影
夕食は指定席で、6時と8時半からの二部交代制になっている。何分にも3,000人以上の乗客であり、3つあるメインダイニングもフル回転の状況。席に着くとメニューが配られる。フランス料理のフルコースが多いが1テーブル8人で4人の担当者が各人から注文をとる。
ウエーター・・・食事担当、一人ずつオーダーを取る
アシスタントウエーター ・・・ソフトドリンク担当
バーウエーター・・・アルコール類の担当
ソムリエ・・・ワイン担当
この4人組は航海中同じで、最初から非常に好意的だが夜毎に更に親しくなってくる。アルコール以外の飲み物はすべて無料だが、なぜかカプチーノとエスプレッソは有料となっている。
11階に予約制のイタリアレストランがあり6日目にヤット予約がとれた。ここだけは別料金となっているが、人気がありなかなか予約できない。
席に着き「日本人です」と告げると日本語のメニューを出してくれる。担当のウエータはポルトガル人で大変愛想が良い。簡単な英語で結構楽しめる。日本人には良く接しているのか「満腹ですか」なんて日本語で話かけてきたりする。
スープは飛ばしたがそれでも「満腹」になり、とても食べ切れたものではない。それでもデザートはおいしかった。
愛想の良いウエーター
ミュージカルのプログラム「ドリームスケープ」題名どおりファンタジックで楽しいショー
ジャズクラブ「ハイ・ノーツ」
ダンスホール、ルンバ、ジルバなどラテン中心
写真サービス
船内の一日
乗船手続き
避難訓練
朝食
ストレッチ アイススケート
エアロビクス ビンゴ大会
ゴルフドライビング バスケット大会
ロッククライミング アートオークション
ダンス ワインの選び方
などなど
競馬ゲーム
ブラックジャックトーナメント
セクシーな足コンテスト
たくさん食べてやせる講座 などなど
夕食
夜のイベントがこれまた盛り沢山で眠っている時間がないほど。1,350名収容の5階建てシアターでは、毎晩ミュージカルショーなど上演している。900席あるアイススケートリンクではアイスショー。他にダンスフロアー、カジノ、映画館などどこを覗いても観客で一杯。
バー&ラゥンジは15ケ所あり、最上階15階にある展望ラゥンジ、ジャズクラブ、カクテル中心のエジブト風ラゥンジ、落ち着いたピアノバー、水族館のついたアクアリウムバーなど実に多彩。
すべてケーキで出来ている。食欲旺盛で深夜を過ぎても食べまわっている