町の中心クイーン通り。真中の時計台は1922年から時を刻んでいる
こんな風景が良く似合う
10年ぶりにナイアガラに再会した。アメリカ滝の左端の水量が少なく、迫力を欠く感じがする。ガイドに聞くと数年前の岩盤崩落により水勢に微妙な影響が出たらしい。
その時はNYからバッファローに飛び、アメリカ側からカナダに入り双方の滝を存分に堪能した。
今回、女房殿は初めてのナイアガラで、その迫力に圧倒され感激のしっぱなし。
滝は落下するすさまじい水量のため激しく侵食され年々変形している。約1万年前、北米最後の氷河が去ったあとに出現して以来、岩盤を削りながら後退を続けており、数万年後にはエリー湖のなかに消え去ってしまうだろうとも言われている。
夜はライトアップされ実に綺麗だったが、三脚が無く良い写真は撮れなかった。
ナイアガラ・フォールズ
ナイアガラ・オンザ・レイク
ナイアガラ・フォールズの北に位置するこのナイアガラ・オンザ・レイクの町は、カナダ人にとっては憧れのリゾート地とのこと。かってはアッパー・カナダ(現オンタリオ州)の首都として栄え、今なお19世紀イギリスのたたずまいを残す、オンタリオ湖畔の美しい町。
中央の通りに沿ってアンティーク人形など素敵なショップが並んでいる。一歩入ると閑静な住宅街が広がっている。
町の公園で話したErnest Oksanenさん 近くのハミルトン市にあるMcMaster University の教授とのこと。名刺を見て初めて分かった。経済学が専門。
私のカタコト英語が通じたのか知らないが、楽しい時間だった。今日は土曜日でブラット公園に来たところらしい。
日本へは行ったことが無いとのことだが、大いに関心を持っている。
トロント
オンタリオ湖をはさみアメリカと隣接するトロントは、カナダ最大の国際都市。トロントの名は先住民の言葉で「集いの場所」を意味し、古くから毛皮の交易の場所として繁栄していた。18世紀ころよりヨーロッパからの移住が始まり、第二次世界大戦以降は政府の方針で世界各国から労働者が集められたため、多種多様の民族が融合、共存し、バラエティ溢れる文化が見られる。
斬新なデザインの新市庁舎、上空から見ると目の形をしている
泊まった「ロイヤル・ヨークホテル」ユニオン駅前の格式あるホテル
オンタリオ州議事堂
CNタワー、地上553.3mは世界一
トロント大学

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ホテルより撮影、左側が「アメリカ滝」、右奥が「カナダ滝」
カナダ滝、迫力ある水量と轟音は実にダイナミック
テーブル・ロックは大賑わい
ナイアガラ・フォールズ〜トロント