客室からの眺望、上方へ百万石通り、突き当たりの丘が兼六園

客室、奥に和室もある

近代文学館

足軽資料館

前田土佐守家資料館

鞍月用水

老舗記念館

長町武家屋敷街

高田家

たちも取り上げられている。建物は季節によりライトアップされ、赤レンガが幻想的な輝きを放つ。

尾山神社

旧制四高生の群像

石川近代文学館 中央公園内で落ち着いた佇まいを見せている近代文学館は、旧制四高の校舎を利用した赤レンガのモダンな建物。三文豪をはじめ郷土にゆかりのある作家の著書や生原稿、遺品などの資料が展示されている。井上靖や高橋冶ら旧四高卒業生の小説家や、三文豪を取り巻く作家

イルミネーションに輝く香林坊

長町武家屋敷休憩館

香林坊、片町、長町周辺

金沢の中心地、香林坊・片町では、おしゃれなファッションビルやブランド店が建ち並び、金沢ならではの味処が軒を並べている。昼はショッピング客で賑わい、夜になれば明るいイルミネーションに彩られたこの界隈は北陸最大の繁華街として人並みが絶えない。香林坊の交差点角に東急109ビルができ、店内および出入りの若者のファッションは東京・渋谷の街かと見間違うばかり。また、近くの片町にある「Prego」は、ヨーロッパ風に統一された施設に個性あふれる飲食や物販の店舗が入ったショッピングモールがある。オープンカフェも楽しめる明るい快適な空間の中央部には、フィレンツェの職人による床装飾が施されたパティオもあり、週末にはアマチュアパホーマーによる様々な催し「まちなかパフォーマンスシアター」が開催され、多くの若者をひきつけている。

長町武家屋敷跡 長町界隈は、かつての藩士が住んでいた屋敷跡で、土蔵の続く町並みの中では今も市民生活が営まれている。石畳の小路を散歩すれば、当時の雰囲気が偲ばれる。
長町武家屋敷休憩館 観光客用として休憩室やトイレ、展示コーナーがある。建築素材はともかく、武家屋敷のたたずまいが感じられるユニークな建物だ。観光ボランティアガイド「まいどさん」が常駐していて、頼めば無料で案内してくれる。金沢市の観光にかける姿勢がよく分かる。
老舗記念館 天正7年開業の薬屋「中屋」を移築したこの記念館は、藩政時代の面影を今に伝える建物だ。1階には当時の店先を再現した「みせの間」があり、2階には金沢の老舗の紹介、町民文化に関する資料が展示されている。
高田家 正式には「旧加賀藩士高田家跡」。藩政時代の長屋門を修復し、一般に公開。回遊式庭園を配し、藩政時代の面影を残している。

鞍月用水 犀川を水源として長町を包むように流れる用水は、古くから人々の生活用水として重要な役割を果たしてきた。用水の街・金沢の一隅で、昔と変わらない情緒と風情を今もそのせせらぎの中に感じることができる。

前田土佐守家資料館 利家とまつの次男、利政を祖とする加賀藩の名家・前田土佐守家に代々伝わる約9,300点の資料の中から武具や美術工芸品、芳春院(まつ)の書状など約80点を展示している。
足軽資料館 藩政時代の貴重な足軽屋敷2棟を移築再現したもの。館内には足軽の職務や日常生活の解説、展示がされており、屋根は昔ながらの石を置いたもので、当時の雰囲気を醸しだしている。
他にも代々奉行職を歴任してきた野村家長町友禅館などがこの界隈に散在している。

尾山神社 五彩のギヤマンが目を引く正面のエキゾチックな三層楼門は和漢洋折衷の造りで重要文化財に指定されている。琵琶などの古楽器をかたどった島や橋が配された地泉回遊式神苑や、元は金沢城二の丸の門だった唐破風の東神門などが見どころ。藩祖・前田利家とまつ夫人を祀っている。五彩のギヤマン(ガラス)は太陽光に輝き、日本海沖を航海する船の案内役もしていた、と言う。

滞在先のホテル

施設は金沢の繁華街・香林坊の交差点脇にあり、市内どこへ出向くにも至便の場所だ。客室は最上階16階にあり、眺望も素晴らしい。和室も含めた約90uの2LDKで随分ゆとりもある。レジデンシャルタイプだから台所もあり、長期滞在に向いている。今回は日本海の美味カニの解禁直後に訪れたので、徒歩10分の近江町市場で再三カニを求め、その味覚を存分に楽しんだ。価格は東京と大差ないが、新鮮さの度合いが違う。とにかく美味しい。それと、市場内の寿司も格別だった。

ホテル内の最上階全部を会員制施設として専用使用しているので、16階出入には専用キーが必要。また、ホテルの充実したサービスが受けられるから、快適なことこの上もない。各種のレストラン、喫茶もありホテル内だけでも滞在が楽しめる。


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