三宝寺池  その3
石神井城は、平安時代末期から室町時代中期まで、現在の台東区、文京区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、足立区、練馬区などやその周辺地域に勢力を持っていた豊島氏の居城の一つです。
現在その居城跡が、三宝寺池の南側台地にあります。築城は鎌倉時代後期と考えられ、文明9年(1477)4月28日に太田道灌に攻められ落城し廃城になりました。最後の城主豊島泰経は、石神井城落城の後、平塚城(北区西ケ原)に敗走し、その翌年の1月25日再び道灌に攻められ小机城(横浜市)に逃げております。その後の足どりは記録として文献には残っておりません。
殿塚
姫塚
文明9年(1477)石神井城が上杉氏の将軍太田道灌との戦いに敗れ落城したときに、城主豊島泰経は黄金の鞍をつけた愛馬に乗り、三宝寺池に沈んだという伝説があります。この塚は縁者が徳をしのんで築いたと云われています。
また、すぐ近くには落城のとき同じく三宝寺池に身を投げた泰経の二女照姫供養の姫塚があります。
豊富な自然が残る公園では、至る所で多くの人たちが絵筆を動かしております。休日にはこども達も将来の画家を目指し頑張っております。
三宝寺池のほとりにある売店・茶店。数十年昔にタイムスリップした感じ。
石神井城跡
殿塚と姫塚
アマチュア画家
レトロな売店・茶店
おでん        480円
ふろふきだいこん 330
だんご一皿2本   220
ラーメン、うどん 各 600
花ごよみ

三宝寺池の北の台地を中心にソメイヨシノ約170本、ヤマザクラ約70本、コブシ約140本ありそれぞれ見事な花を咲かせます。
また、水面に彩りを添えるカキツバタやスイレンの花も楽しめます。
春 3月下旬〜4月上旬 サクラ、コブシ
夏 6月上旬〜9月 あじさい、スイレン
秋 11月下旬〜12月上旬 もみじ
冬 2月下旬〜3月上旬 ウメ
厳島神社付近の桜
三宝池の北側グランド沿いに見事な桜が咲く