石神井の池に散った豊島一族の悲劇のヒロイン・照姫にちなみ、毎年4月末または5月初めの日曜日に石神井公園とその周辺で行われます。メインイベントは照姫行列。(平成17年度は4月24日)
華やかな時代衣装をまとった照姫を中心に、室町時代の勇ましい鎧姿の武士など総勢105名の行列が、石神井公園の野外ステージを出発し、公園周辺の2.5kmを練り歩きます。「野外ステージ」と「石神井公園駅前」では、照姫伝説の紹介とともに、照姫行列の華麗な舞やパフォーマンスが披露されます。ヒロインの照姫役、その母親奥方役は毎年オーディションで選ばれます。また、今年(平成17年)は泰経役には俳優の阿部六郎さんが扮しました。
照姫伝説
室町時代の文明9年(1477)、太田道灌に攻められ石神井城が落城したとき、城主豊島泰経とともに三宝寺池に入水した泰経の二女「照姫」の伝説です。その伝説にちなんで「照姫まつり」が生まれました。
照姫
泰経
奥方

照姫まつり