前回、エンジン掛かって、ナンバー付いて、走るまでに何とかこぎ着けました。
長かった、雪の中をこいで車庫に行き、氷点下の気温の中作業をし・・・・・
気が付けばもう春 
 「皆様長い間ご覧いただいてありがとうございました。今回を持ちましてKSR企画終わりとさせていただきます。」  「良かった」「良かった」   
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「走らない」何とかせねば・・・

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 現在では、絶対ありえないこの掃気ポート キャブ側の掃気ポートがサイドのポートと繋がっていて青線のように、混合気が流れてるんです。
 これには、私もびっくりしました。  リードバルブがあそこにあるので苦肉の策なんでしょうね??
 しばらくぶりにシリンダーとスリーブの段差修正しました。 
 こう見ると現在のエンジンは、メッキシリンダー・クランクケースリードバルブ・T型ポートと、すばらしい技術ですね 
 はずしたピストン1mmオーバーサイズが、入ってます。
いい時代ですね2stにオーバーサイズが、全然普通の時代でしたから

ここから本題、昔乗っていた時の記憶では、80km前後から、ピストンが、首を振ってるような感じがして、全然回らなかったんです。
それでボーリングしても、全然解消せず、・・・・・・ 廃車になってました。

原因究明
  仮説1
    MJが、薄くてノッキングが起きてたのでは、いじってたのにセッティング無し
    
  仮説2  圧縮比が高すぎる。
    昔は、圧縮が高ければ偉いと思っといて上げた記憶が有る
    プラスオーバーサイズによるボアの拡大
    元々、RHは、圧縮比が高く7.4も有ります。

確認事項、
    クランク本体及び、一次減速ギャーベアリング等ガタが無い   
    ゴムパーツ類の亀裂による2次空気を吸ってない
    点火時期等の確認

まずは、この辺からせめて見ましょう
 嘘でーす。 今回も早速こんな格好で登場です。
最初のドーナー登録のところでエンジンの不調を、書いてたですが覚えてますか  →ここ
 やっぱり駄目な物は、自然治癒はしないのでした。
で、早速ばらす。
こうやって見ると強化フレームとロングスイングアーム 「かっこいい」
                                     ↑あくまで自己満足
   
 すばらしく時代を、感じるエンジン形式ですね、
ピストンバルブとクランクケースリードバルブが、合わさったような形です。
 このころ他社は、ピストンリードバルブの時代でしたから、昔から黄色さんの会社は、変わった事が好きだったんですね
 まずは、MJ交換、STD#125→#142へ ちょっと上げすぎかな思いましたが、
生キャブになったし、セッティングは、一度思いっきり振って見ないとね
(ホントは、それしかMJが、無かった・・・)全然、改善されず
 ヘットガスケット2枚重ね、テストには、これが一番手っ取り早いいい感じ、
で少し改善されました。 原因は、やっぱり圧縮比だったようです。

今日は、ここまで 夕方から用事あって急いでたので、写真全然ありません。
でも解決の糸口が見つかったので、今日は、格段の進歩です。