東伊豆 今井浜、河津、稲取
今井浜
伊豆半島屈指のシーサイドリゾート、東伊豆・今井浜海岸。そこにあるT電鉄系リゾートホテルの別館の一部が、会員専用の施設となっている。数年前の夏、訪れた時から大変気に入っていたが、今回念願叶ってメンバーとなった。ホテルを出ると、そこは太陽が輝き、蒼い海、白い砂浜、松の緑が美しいコントラストを織り成す癒しのプライベートビーチ。のんびりと潮騒に耳を傾けながら、少し贅沢な心地よい休日を過すことができる。また、部屋のバルコニーでくつろぐと、まるでクルーズ気分で水平線が望め、晴れた日には伊豆七島の島々も見える最高の環境にある。。
ホテル内には、日本料理、ステーキハウス、レストラン、バー、ティーラウンジなどの施設があり、伊豆の海で獲れたばかりの新鮮な海の幸をふんだんに使った料理、多彩なメニューが堪能できる。
夏の賑わい
オフシーズンは静寂そのもの。これぞ中・高年齢タイム。
ここには温泉も湧出しており、そのために訪れる人も多い。また、ここを足場に川端康成の「伊豆の踊り子」の舞台となった湯ケ野温泉や河津七滝、天城峠などに出かけることもできる。伊豆の中でも多くの花に恵まれており、バガテル公園のバラ、河津花菖蒲園、早咲きで有名な河津桜、下田の爪木崎の水仙など1年を通して楽しめる。
河津
河津バガテル公園
フランス・パリにあるバガテル公園の姉妹園。
本場に負けない広大な敷地のローズガーデンに約1,100品種6,000本のバラが植えられ、5月〜7月上旬と10月〜12月上旬に彩りよく咲き揃う。ゲートを入って並木を抜けると中央に噴水のある広場がある。その広場を囲むようにベルサイユ宮殿のプチトリアノンを再現した建物が立ち、18世紀のフランスの街角をイメージした小粋な空間となっている。広場の奥のパーゴラをくぐって小川にかかる小橋
を渡るとマリーアントワネットのアモー(田舎屋)を再現したレストランがある。フランス広場を抜けると3haの敷地にパリ・バガテル公園を精緻なまでに再現したローズガーデンが広がる。園内には
フラワー&ガーデニングショップ バラ苗、季節の花、ガーデニング雑貨を販売
フードショップ バガテル公園のオリジナル商品販売
クラフトショップ バラをモチーフにした雑貨、アクセサリー、ベビー用品、北欧雑貨、伝統工芸品など販売
パフューム工房 フランスの老舗「モリナール社」の香水、バラの香りを中心としたフレグランスグッズ、調香体験も開催
ワインカーブ オリジナルフランス風サンドイッチが人気
フォトセンター DPE、プリントが40分で仕上がる
レストラン・バガテル フランスの田舎料理が楽しめる 
かわづ花菖蒲園
「温泉で日本一の早咲き」を売り物にしている。
私が訪れたのが2006.5.15だから、確かに早い。都心では今年は6月10日前後が満開期だから約1ケ月早いことになる。温泉と温暖な気候のお陰か。
解説書によれば、ここ河津は花菖蒲の四大生産地(京都、愛知,茨城、静岡)の一つとのこと。豊富な温泉熱を利用し、ゴールデンウイークには早咲きの花見が楽しめるそうな。約5,000uの敷地内に300種、68,000株もの花菖蒲が植えられている。2月の「河津桜」といい、全国に先駆けるのが好きな人たちかも・・・。
ところが、起原は何と地元の人ではなく、千葉の「安部一右衛門」さんが昭和6年に峰温泉で栽培を手掛けたことから始まったらしい。当時、
花菖蒲は5月5日の端午の節句には「鯉のぼり」「鎧兜」「刀剣」と共に男子の将来を祝うのに欠かせない花として高値で取引されていた。安部さんは、温泉の暖かさで花菖蒲の成長を早めようと栽培の適地を探して伊豆の各地を巡り、たどり着いたのが温泉の豊富な峰温泉だった。水田を借り苗を植え出荷にこぎつけたところ、当時としては目の飛び出るような大金を手にしたとのこと。
稲取
稲取漁港を中心に栄えた港町。昭和31年に温泉が湧出して以来、相次いで近代的な旅館やホテルが立ち、新鮮な魚介料理と体が温まる湯の相乗効果により、現在は熱川と並ぶ観光地へと成長を遂げている。
どんつく神社ここのご神体は男性自身をかたどったもので、夫婦和合の「どんとつく」が神社の名の由来。毎年6月第1
火、水には天下の奇祭「どんつく祭り」が盛大に行われる。若い娘さん、子供達はどう言う気持ちで眺めているのか。
ご神体
八幡神社この地を開いた神、穂都佐和気命を祀る。1307年建立源頼朝の守り本尊、薬師如来像が奉納されている。
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