後方排気執念の復活
何だカンダと悪口を書いてしまいましたが、私は、あの音に魅せられてしまった一人なのです。
この車体は、形はボロイですが、SPコンピューターとSPチャンバー(イシイ懐かしい)が入っています。 元は、SPのレーサーでした。
(ちゃんとすれば65〜70PSのバイクなんです。)
こんな面白いバイクほおっておく手は無いでしょう
ストリートなのでエアークリーナ等が、入りますが、今度は、レギュレーションが無いのでシリンダー加工OK何ですね という事は・・・・・・ 楽しいと言う事です。
しかし、大変残念事に、現在、私の所有するバイクは、ここに出で来てない物もありとても私の手には、予算的にも負えません。
持っていても、走らせないんじ意味がありません。そこでたまたま普段の足バイクが無かったノッポさんに、「無期限、無料レンタル」をする事になったのです。
(ノッポさんわかんない人は、ほかのページも見てね 借り物のバイクで、出かけ砂箱とお友達になり帰りは、手信号で帰ってきた伝説の方です。)
持って来た時は、4年間雨ざらし放置錆サビ状態でした。
それを、ノッポさんが、自宅ガレージでほとんど全バラしてここまで綺麗に組み上げたのです。
さすがにホイルなどは劣化がひどく再塗装要のようですが・・・・ 我慢・我慢・・・
ここまで組み上げるまでに、アクセルワイヤーの動きが悪くて調べたら、ほとんど切れかかって交換したり、その他、油脂類全交換、G/K代だの、大変だったようです。
キャリパーの固着でO/H ・ エンジンもO/H さらに チャンバーの再塗装まで全部自分でやってました。
そんな中、我が家の車庫に、荷物が2つ届いたのは、言うまでもありません。
この荷物に速くなるおまじないを賭けろと言うのです。
デジカメを忘れて、携帯で取ったので全然わからないと思いますが
呪い、おまじないを、かけました。
バカッ速にしてくれと言う注文でしたが、まずこんな15年以上の前のバイク、走らせることが先決です。
それにYAMAHAさん得意の個体差を修正して、バリ取程度で、
行ってみる事にしました。
(そこらのショップだと、これでポート加工チュー済みのて言っちゃうでしょうか???)
仕様は、
SPコンピューター
SPチャンバー
修正シリンダー
エアークリーナーBOX蓋はずし
あと、パツト交換位でしょか 仕様とわざわざ書くほどの事は無い仕様です。
何だカンダと言いながら、ノッポさんが一生懸命組みました。
しかし、「どうしても他のバイクに付いて行けない」と言うのです、レスポンも何となくパッとしない、まずはキャブ調整 そしたら何と最悪なことにただですら調整しにくいキャブのエアースクリューが固着 我が家の車庫に転がっていたスペアーのキャブに交換調整、
「中間はすごく良くなった、上は「ん〜」と言ってます。
なんせ11,000rpmがやっとらしいんです。
機会があったので乗せてもらったら何だこりゃKSR250と変わらんじゃないのて感じ、思わず「遅すぎる」と言ってしまいました。
この異常な遅さ、考えられるのは、
○ 15年前のプラグ死亡説
○ YPVS不良
○ クランクシールの破損
結果は、簡単でした
ノッポさんが、プラグ交換をして、私がYPVSの確認、「TZRは、キーをONにするとYPVS全開のはずなのに、段差が」YPVSの調整不良でした。
やっぱり15年前のバイクあっちこっちきちっと調整しないとね・・・・
調整後、エンジンかけたらその時点で全然違います。
その日は、MJが薄すぎたのもありますが、エンジン特性全然違う、乗ってないけど
音が別物「これぞ後方排気、パワーバンドに入った瞬間戻ってきたの」と言うくらい排気音激変ガオォォ〜やっぱりこれでしょその後ノッポさんが、地味に毎日MJのセットアップ最終的にはSTDのMJ#180→#280でも気温によってまだ薄いそうです。
家のガンマとシグナルスタートしたけど、ほとんど離れなかった
1速で、20cm位持ち上げてかっこよくスタートしたのが悪かったのかどっちにしても
74psガンマに付いてくる後方排気恐るべし
リッターバイク乗りの、友達たちも、これは、めっちゃ楽しい 大好評
良かった良かったこれにて完結
ここで完結だったらこんなのいつもの事UPに値しませんぜ 旦那。
今回の「TZR後方排気編」いつもと全然違うと思いませんか????
そうです写真が、ほとんどないんです。 そもそもホントに全然UPする気がなかったんです。
それなのにUPしたのかと言うと
事件が発生しました。
携帯に電話が来ました。ノッポさんからです。
「バイク壊れた、迎えに来て ガソリンも漏れてる見たい工具持ってきて」
近所だったので早々に迎えに行くと 液体を流しているTZRとノッポさん
俺、 「また、水温上げないで回したんじゃないの???」
ノッポ 「セッティング結構キチキチだからチャンとしたよ」
俺、 「焼き付きじゃないの??」
ノッポ 「違う、違う何時もと全然違う、音と言うかフィーリングの壊れ方、クランクだわ」
俺、 「ホント・・・・」
ノッポ 「ホントだって暖気で○○km位走って、暖まったので快調に1、2、3速に入れたらガシャ・ガシャ・ガシャて」
漏れている液体を見ると何とクーランと「何でクーランとが???」
早々、もって帰って速攻バラシ、相変わらずのTZR後方排気、シート等のバラシがメンドクサイそれでも2人なのでエンジン下しまで30分弱いよいよピストン君とご対面
やっぱり 楽しい、写真だと思う人「は〜い」こんな2st初めて見たコンロットがポッキリ、シリンダーを、叩いちってます。
コンロットに、ケースも叩かれボロボロ「南無阿弥陀仏」です。
これは、冷却水も漏れますよ。 ウオータージャケット貫通です。
壊れた瞬間に、腰下の異常だと気が付くノッポさんさすが元レーサーすばらしい
で・・・・・ 何時もの異常と違うと言う事が直ぐわかる位、焼き付き付かせるて何個ヤッツけたの????
「さすがTZR後方排気360度クランクだったもね」
そんなはずないですよ、180度クランクなのに両方とも下死点・・・・
イエイエ向かって左は、下死点以下じゃないですか
「こんな面白い写真UPしないでどうするんですか」
楽しい、写真だと思う人「は〜い」これがUPしたいが為に、文才の無い私がノンフィクションライターになってしまいました。 疲れた・・・
原因は、15年間の金属疲労に、フルパワーでしょうかね???
我が家のスペアーE/gも右シリンダーが無いので断念しました。
原因わかる人教えてください。
その後、某YオークションでTZR後方排気のE/gが、格安で玉数も結構あることを発見、もうNewパーツ手に入れたらしい
と 言うことは
格安で玉数も結構ある→また壊しても良い→実験が出来る→
今度はホントのハイパワー化OK
パワーリフトが、楽々と出来る後方排気 へへへへへへへ・・・
またまた楽しくなってきたぞ・・・・・つづく (予定)
(ちなみに今回の仕様でも、気温が合うと少しはパワーリフトしたらしい)
参考写真、本とは、本文後半の作業風景