モーツァルト フルート協奏曲第2番
R1.5.16 試聴済み 本日の盤に同じ
私のCD・・Fl.ジェイムズ・ゴールウェイ
ルドルフ・バウムガルトナー指揮
 ルツェルン弦楽合奏団

J.Sバッハ 管弦楽組曲第2番
30.12.13 試聴済み コレギウム・アウレウム合奏団
1.5.16 試聴済み 本日の盤に同じ
2.7.7、2.9.8 試聴済み クルト・トーマス指揮 コレギウム・アウレウム合奏団
私のCD・・第2番(CD全集) ギブソン指揮 ロンドン交響楽団
    CD・・第2番、第3番 カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団

グルック 精霊の踊り
1.5.16 試聴済み 本日の盤に同じ
あまり聞き慣れない作曲家だが手元の本を見ると、西洋音楽史上では「オペラの改革者」として有名。1714年ドイツに生まれオーストラリアとフランスで活躍しており、時代的にはヘンデルとハイドンの中ごろに当たる。現在では「オルフェオとエウリディーチェ」を代表とするいくつかのオペラが上演されるにすぎない。この曲は1762年ウィーンで初演され、今日上演されている歌劇の中では最も古い歌劇と言われている。「精霊の踊り」は第2幕に演奏され、現代では単独で演奏されることが多い。
魅力的な美しい旋律と甘美な曲調は心地よかった。

プロコフィエフ 交響曲第5番
耳鳴りに悩んでいる現在の自分にとっては、この曲の管楽器の大音響は大いに堪えた。作品番号100番のこの作品は彼にとって運命的な意味を持っている。彼の言葉に「この交響曲第5番は、自由で幸せな人間、その強大な力、純粋で高貴な魂への讃美歌の意味を持っている」とある。作曲時の背景を観れば彼の言葉の意味が理解できる。プロコフィエフは元来政治には無関心だったが1941年ヒトラー率いるドイツ第3帝国が、独ソ不可侵条約を一方的に破棄してソ連に侵攻する現実を目にして、かつてない祖国愛に目覚めたという。作曲家として何らかの形で祖国に貢献する道や方法を考え始め、こうした状況で生まれたのがこの交響曲第5番だった。
作曲は1944年モスクワ郊外の山荘で一気に行われ僅か1ケ月あまりでピアノ・スコアが書かれ、さらに続く1ケでオーケストラのスコアも完成している。
30.4.12 試聴済み 本日の盤に同じ

ベートーヴェン 交響曲第9番
26.7.26、30.12.11 試聴済み S.ギネス・ジョーンズ 
      A.タティーアーナ・トロヤノス、T.ジェス・トーマス
      Bs.カール・リッダーブッシュ
      ウィーン国立劇場合唱連盟
      カール・ベーム指揮 ウィーン・フィル

26.8.11 試聴済み S.エリザベート・シュワルツコップ A.エリザベート・ヘンゲル T.ハンス・ホップ
     Bs.オットー・エーデルマン
     ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
27.1.20 試聴済み S.キリテ・カナワ A.ユリア・ハマリ T.スチュアート・バロウズ Bs.ロバート・ホル
     オイゲン・ヨッフム指揮 ロンドン交響楽団、合唱団

28.8.9 試聴済み S.へレーナ・ドゥーゼ A.マルガ・シュイムル T.ペーター・シュライアー Bs.テオ・アダム
     ライプツィヒ放送合唱団 ドレスデン国立歌劇場合唱団
     オトマール・スウィトナー指揮 シュターツカペレ・ドレスデン
29.12.28 試聴済み S.フィリス・カーティン A.(コントラルト)フローレンス・コブレク T.ジョン・マッカラム 
     Bs.ドウルド・グラム
     フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団、合唱団
30.10.4 試聴済み S.ファーレル Ms.メリマン T.ピアース Ba.スコット 
     アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 ロバート・ショウ合唱団
私のLP、CD・・S.グンドゥラ・ヤノヴィッツ A..ヒルデ・レッセル・マイダン T.ヴァルデマール・クメント 
     B.ヴァルター・ベリー
     ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィル ウィーン楽友協会合唱団

皇帝円舞曲、 「こうもり」 
26.10.16 試聴済み べーム指揮 ウィーン・フィル
31.1.8 試聴済み 本日の盤に同じ
私のLP・・ワルツ「春の声」 ハンス・スワロフスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
    CD・・ワルツ集Vol.3 ヴィリー・ボスコフスキー指揮 ウィンー・フィル   

バルトーク 管弦楽のための協奏曲
1943年に作曲された5楽章編成の作品でバルトーク晩年の代表作。国際指揮コンクールの課題曲の常連といわれており、その世界では人気のある曲らしい。
ハンガリー生まれのバルトークは、晩年の1940年(59歳)ナチスに追われアメリカへ亡命した。しかしアメリカでは無名であり生活は苦しく、その上白血病に冒されてしまう。この曲は、そうした彼の窮状を救うために大指揮者クーセヴィッキーが依頼したもので、彼の指揮するボストン交響楽団によって初演されている。ここに至るには次のようなエピソードがある。
ブダペスト音楽院在学中にバルトークに学んだライナー(バルトークより6才年下)は、指揮者になってからも世界各地でバルトークの作品を取り上げ続けた。バルトークのアメリカ亡命後の困窮を察して、ライナーがクーセヴィッキーに新作の委嘱を働きかけ結実したのがこの作品なのだ。
「協奏曲」とはなっているが通常の協奏曲とは異なり、さまざまな楽器を独奏的、或いは協奏的に扱っているところに特徴がある。そのため種々の楽器の聴かせどころが多く楽しめる内容となっている。
2.7.16 試聴済み 本日の盤に同じ
私のCD・・フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団
舞踊組曲
1923年に作曲された管弦楽曲で舞踏曲とも呼ばれる。演奏時間17分前後の小品ながら祝祭向けに作られており、華やかな部分が多く、ハンガリー風の旋律以外にもルーマニア風、アラブ風など民謡的な色彩に彩られており明るく楽しい曲だった。

ドヴォルザーク ピアノ協奏曲
彼はピアノ、ヴァイオリ、チェロのための協奏曲をそれぞれ1曲ずつ書いている(チェロ協奏曲は若いころの作品が発見され2曲となっている)。本日聴いたピアノ協奏曲は演奏される機会が少ないようだ。評論家によれば「ピアノのパートが効果的に書かれているとは言いかねるも魅力的な協奏曲」と記している。管弦楽に重点を置いた交響楽的な楽曲で、ピアノの独奏部分があまり目立たない曲だった。
29.4.27 試聴済み 本日の盤に同じ

ハイドン 交響曲第101番ニ長調「時計」
      フリッツ・ライナー指揮
      ヒズ・シンフォニー・オーケストラ

ブラームス ドイツ・レクイエム OP.45
        S.グンドラ・ヤノヴィッツ
        Br.エーベルハルト・ヴェヒター
        カラヤン指揮 ベルリン・フィル
        ウィーン楽友協会合唱団

ハイドン「時計」
29.5.16 試聴済み 本日の盤に同じ
私のCD・・カラヤン指揮 ベルリン・フィル
 

ベートーヴェン
   交響曲第3番変ホ長調 OP.55「英雄」
   交響曲第6番ヘ長調 OP.68「田園」
   フランツ・コンヴィチュニー指揮
   ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

注.体調不良のため開始前に退席、過去の記録のみ記載。
「英雄」
26.5.27、26.12.18、30.11.8、1.6.25、2.9.15 試聴済み
          フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィル
26.10.23、27.12.15、28.12.8 試聴済み
          スクロヴァチェフスキー指揮 読売日本交響楽団
28.10.13 試聴済み フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィル

「ストコフスキー・スペキュタクラー・サウンド」
スーザ 行進曲「星条旗よ永遠なれ」  
ムソルグスキー 歌劇 「ホヴァンシチナ」第4幕第2場
J.シュトラウス 円舞曲「ウィーンの森の物語」
イッポリト・イワーノフ 組曲「コーカサスの風景より」  シャブリエ「スペイン狂詩曲」
ハイドン セレナード  サン・サーンス 交響詩「死の舞踏」
ブラームス ハンガリー舞曲第1番  チャイコフスキー 孤独
ベルリオーズ ラコッツイ行進曲
レオポルド・ストコフスキー指揮 ナショナル・フィルハーモニック
このLP盤2組は初試聴
「ウィーン・カーニヴァル」 
私のCD・・シュトラウス2世ワルツ集 ウィリー・ボスコフスキー指揮 ウィーン・フィル

タイトル通り豪華な内容のLPだった。収録されている10曲は行進曲、オペラ、ワルツ、セレナードなど実に多彩な内容。これらの選曲には何らかの共通項が有るか、無いか、私には分からない。
ストコフスキー(1882.4-1977.9 95才没)は20世紀における個性的な指揮者の一人で「音の魔術師」の異名をもち日本でも人気がある。指揮棒を使わない指揮者としても有名で、その理由は「1本の棒より、10本の指の方が遥かにすぐれた音色を引き出せる」と言っている。昔読んだ本の中にあり、私の記憶に留まっている。
彼はロンドンに生まれ、主にアメリカで活動した。父はポーランド移民、母はアイルランド移民、そのため正式な名は次のように非常に長い。レオポルド・アントニ・スタニスラフ・ボレスラヴォヴィチ・ストコフスキー。1965.7来日、日本フィル、読売日本交響楽団で指揮。本日聴いたスーザの行進曲「星条旗よ永遠なれ」を日本で指揮したとき、警視庁音楽隊や各学校の鼓笛隊などから人員を集め、ピッコロ26、トランペット10、トローンボーン12で金管部分を大補強し話題を呼んだ。そのた各楽器のパートの位置を変えたり、いろいろ実験的な取り組みをした開拓者でもあった。そんな彼が選曲したであろうこれら10曲は、何らかの共通項があるはずだ。機会を見て探してみたい。

本日のプログラムはクリスマスに相応しい内容となっている。チャイコフスキーの「くるみ割り人形」はメルヘンの世界で童心に帰って楽しめた。
マニフィカト
28.7.26、28.11.29、1.12.24 試聴済み 合奏団、合唱団体は本日の盤に同じ、歌手は別人
私のLP・・シュミット・ガーデン指揮 コレギウム・アウレム合奏団 テルツ少年合唱団
クリスマス・カンタータ
1.12.24 試聴済み シュミット・ガーデン指揮 コレギウム・アウレム合奏団 テルツ少年合唱団
ファンタジアとフーガ BWV.542 ファンタジア BWV.572 ファンタジア BWV.562
26.8.26 試聴済み 本日の盤に同じ
私のLP・・バッハオルガン全集(全6巻 LP18枚) Org.ヴァルター・クラフト

「くるみ割り人形」
初試聴。チャイコフスキー最晩年の52才(1892年)の作品。彼のバレー音楽は「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」の3曲あるが、大指揮者アンセルメは、この「くるみ割り人形」が、メロディーが最も美しく完成度が高い、と言っている。クリスマスに相応しいメルヘンチックな内容で、次のような話だ。
クリスマスの夜更け、目を覚ました少女クララが、プレゼントに貰ったくるみ割り人形(クルミの堅い殻を割る人形型の道具)が、二十日鼠の兵隊と戦い負けそうになっているので助けてやる。すると、くるみ割り人形はあっという間に立派な王子に変身し、クララをお菓子の国へと案内する。この幸せな出来事は、実はクララがクリスマスの夜に見た夢だった、と言うもの。曲中の「こんぺい糖の踊り」と「アラビアの踊り」は傑出している。また、「花のワルツ」はチャイコフスキーのワルツ曲で最も名高い曲なのだ。
私のLP・・ワルター・ゲール指揮 フランクフルト・オペラ座管弦楽団
    CD・・エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 ベルリン・フィル

ストラヴィンスキー 「春の祭典」
27.3.3、28.1.26、30.1.11 試聴済み ピェール・ブーレーズ指揮 クリーヴランド管弦楽団
2.10.22 試聴済み 本日の盤に同じ
私のCD・・アンタル・ドラティ指揮 デトロイト交響楽団
サンサーンス ピアノ協奏曲第4番
29.4.25 試聴済み 本日の盤に同じ
私のLP・・P.パスカル・ロジェ シャルル・デュトワ指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
フォーレ ピアノと管弦楽のためのバラード
29.4.25 試聴済み 本日の盤に同じ
ファリャ「スペインの庭の夜」
初試聴。体調不調のため残念ながら途中退席したため、帰宅後手持ちのLPを聴いてこのメモを纏めた。
ファリャは近代スペインの最大の作曲家と言われている。舞踊曲「恋は魔術師」、同組曲「三角帽子」は有名だ。本日聴いた曲は“ピアノ及び管弦楽のため”と書かれている。1916年の作品で初演は1921年のロンドン。全曲は1.ヘネラリーフにて 2.はるかな踊り 3.コルドバの夜 の3部から構成されている。
1のヘネラリーフとは古都グラナダにある糸杉と噴水の立ち並ぶ美しい庭園で、有名なアルハンブラ宮殿に続く庭なのだ。かつてスペインを占拠していたイスラム教徒モーロ族の王がこの宮殿を「夏の宮」として住んでいた。このグラナダは約800年間イベリア半島を支配していたイスラム教徒が、最後の砦としていたところで、アルハンブラ宮殿は14世紀の建築でイスラム文化の華が開いたところ。スペイン国内で盛り上がったレコンキスタ(国土回復運動)によりキリスト教徒は1492年ついにここを陥落させた。このような背景から、「アンダルシア州の歴史的な名園にての夜想曲」と記されている。
2の舞台は定かではないが、東方の夢が漂い残る南スペイン・アンダルシアの地だ。ギターとカスタネットの醸し出す南国的な雰囲気に満ちた曲想だった。
3のコルドバは、グラナダの西方に位置しイスラム教徒の王が住んだ都だ。有名なメスキータ(8世紀建造のイスラム寺院)があり、世界中から多くの観光客が集まる。1236年コルドバはキリスト教徒に奪回されたが、イスラム寺院は完全に破壊せずその中央部にキリスト教の大聖堂が作られ、イスラムとキリスト教の併存する珍しい寺院になっている。現代では両派の対立が世界で問題を発生させているが、双方がこの当時の融和精神を呼び戻して欲しいものだ。
大昔、1989年、10日間でスペインを一周し、前記の各地を訪れたが、イスラムとキリスト教の支配争いにより、両文化の混交も随所に見られ非常に印象深い旅だった。曲は豪華な雰囲気に満ちており、ジプシーの情熱が溢れる夜が想像されるもので、31年ぶりにスペインを旅行した気分を味わった。
私のLP・・P.マルタ・アルゲリッチ ダニエル・バレンボイム指揮 パリ管弦楽団

モーツァルト クラリネット五重奏曲
30.8.28 試聴済み Cl.ピータソン Vn.グリュミオー Vn.豊田耕司 Va.ルズール Vc.シュルツ
私のCD・・Cl.フリードリヒ・フックス ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団

ブラームス ヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」
ブラームスはヴァイオリンソナタを3曲作っている。40代半ばから50代半ばのほぼ10年間に作ったものだ。これらの曲は「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」という傑作をものにした後で、ブラームスの最も円熟していたころの作品だけあって極めて充実した内容を持ち、ベートヴェン以降のヴァイオリンソナタの傑作と評されている。
この曲が「雨の歌」と呼ばれているのは、彼の歌曲「雨の歌」の旋律を第3楽章に用いたからである。ブラームスは歌曲を実に300曲余も残しており、質量ともにシューベルトと肩を並べる歌曲作曲家なのだ。
この曲は、1879年の夏ブラームス晩年の作品で、円熟境に達したときのものだから、彼としても会心の作品だ。しみじみとした憂愁と深い瞑想的な気分は曲の美しさと共に聴く者の心を魅了する。
第1楽章では、しとしとと降る雨の曲想が表現され、ヴァイオリンとピアノによって優雅な調べを醸し出している。第2楽章は田園の風景を偲ばせ、葬送行進風の哀感を感じさせる。これはシューマンの悲報に接したときの暗示だと言われている。第3楽章では歌曲「雨の歌」の流麗な旋律で、自然の優しい雰囲気に包まれ安らかな気持ちに満たされる心休まる名曲だ。
31.4.23 試聴済み 本日の盤に同じ
私のCD・・Vn.アイザック・スターン P.イェフィム・ブロンフマン
ブラームス ヴァイオリンソナタ第2番
初試聴。ブラームスは1886年から3年間の毎夏スイスのトゥーン湖畔で過ごし創作活動を続けている。この雄大な景観に囲まれたこの地を大変気に入っており、親しい友人たちを招き楽しい夏の日を過ごしている。彼はこうした幸福感の中で、このヴァイオリンソナタ第2番を完成させているが、ブラームスの心模様を写し取ったかのような穏やかな喜びに溢れたものとなっている。
私の CD・・Vn.アイザック・スターン P.イェフィム・ブロンフマン
クラリネット五重奏曲
初試聴。本日聴いたモーツァルトの五重奏曲と共に有名なクラリネット五重奏曲だ。この種の音楽の双璧を成すもので、この2曲に比肩しうる曲は他にない、と言われている。
ブラームスは生来の内向的気質もあって、晩年になるほど人生の寂寥を濃く漂わせた作品を書くようになった。それは彼の性格ばかりでなく、音楽界を取り巻く環境もロマン主義の終焉に向かう時期とも重なっていたからである。ブラームスの晩年にはマーラーや、R.シュトラウスが世紀末的雰囲気の作品を発表、そうした情況がブラームスを一層寂寥とした気分に追い込んでいたのである。全曲を支配する「ロ短調」という調性も、ブラームスの諦観とも言える心境にピッタリだ。
本日はクラリネットの名曲を2曲纏めて聴くことができた。クラリネットの音色は、人生の晩年の心境を反映するものなのだろうか・・・。なぜなら、モーツァルトにしてもブラームスにしても、クラリネットの名曲は晩年に集中している。これは偶然と言うよりその音色にあるのだろう。中音域の澄んだ伸びやかな音色、低音域の少し重くくぐもった音色、大空へまっすぐ伸びて行くような高音域の音色、その高音域によって表情を変えるが、全体にかすかな陰りを含むクラリネットの音色、それらを存分に味わったコンサートタイムだった。
私のCD・・Cl.フリードリヒ・フックス ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団

  モーツァルト
    自動オルガンのための幻想曲ヘ短調 K.608
    Org.カール・リヒター

    弦楽四重奏曲第23番ヘ長調 K.590
    イタリア弦楽四重奏団

    クラリネット協奏曲イ短調 K.622
    Cl.ハンス・ダインツアー
    コレギウム・アウレム合奏団

    交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」
    ブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団

自動オルガンのための幻想曲
1.12.24 試聴済み 本日の盤に同じ
2.2.13   〃    Org.ダニエル・コルゼンバ

弦楽四重奏曲
2.2.13 試聴済み 本日の盤に同じ

クラリネット協奏曲
この曲は、彼が作った「クラリネット五重奏曲」とともに、クラリネットの音楽として不朽の名作に数えられている作品。モーツァルトは30歳を過ぎたころから、その人気に陰りが生じ始め極度の貧困に悩まされるようになっていたが、友人の一人ウィーンのクラリネットの名手、アントン・シュタットラーが暖かい援助の手を差しのべてくれた。これらの曲は、シュタットラーの厚い友情に対する感謝のしるしとして書かれたものである。この協奏曲が作曲されたのはモーツァルトが世を去る僅か2ケ月前の1791年(35才)の10月で、その頃の彼は既に自らの死を予感していた。特に印象深いのは第2楽章アダージョ、静かなクラリネットの旋律で始まり、その淡々とした枯淡の境地とも言うべき表情には、悲哀を昇華したモーツァルトの人生に対する諦めの情感が漂っている。多くの人が「何という美しさ、精神の透明さ・・・」と評しているのも、納得できる。モーツァルトの“白鳥の歌”とも言うべき作品なのだ。
30.8.2 試聴済み 本日の盤に同じ
2.2.13   〃    Cl.ジャック・ブライマー ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団
私のCD・・Cl.アルフレート・プリンツ カール・ミュンヒンガー指揮 ウィーン・フィル

交響曲第41番「ジュピター」
26.10.16、27.7.30 試聴済み カール・ベーム指揮 ウィーン・フィル
29.6.6 試聴済み ジェフリー・テイト指揮 イギリス室内管弦楽団
30.4.24  〃    ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団
31.1.24  〃    オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団
私のLP・・ダヴィッド・ジョセフォヴィッツ指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 
   LP・・ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団
   CD・・ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 チェコ・フィル

モーツァルト 交響曲第36番
30.11.8 試聴済み クーセヴィツキ指揮 ボストン交響楽団
私のCD・・トレヴァー・ビノック指揮 ザ・イングリッシュ・コンサート
モーツァルト 交響曲第39番
1.8.20 試聴済み アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団
私のCD・・ジェイムズ・レヴァイン指揮 ウィーン・フィル

ストラヴィンスキー 「春の祭典」
現代の音楽中、最も猥褻なものはこの「春の祭典」である、と評されている。それは、全く原始的な人間の姿、その生活や生殖の祭典を表現しようとしたからである。「春の祭典」には飾った人間の姿がないし、すべてが赤裸々でむき出しで野蛮である。だからこの音楽を聴いた人々は異常な興奮と熱病に罹ったような状態に陥らされる。
初演は1913年、パリのシャンゼリゼ劇場で行われたが、音楽史上未曽有の大騒動を引き起こしたことは、あまりにも有名だ。原始的で強烈なリズムや耳をつんざくような金管の叫び、連続する不協和音と言った伝統を完全に破壊したこの音楽は、当時の聴衆の理解を超え、劇場は混乱のルツボと化したのであった。だが、この作品も今日では現代音楽の古典となっている。
初演の時いかに罵詈雑言を浴びても、内容的にすぐれた作品は後世に残る。これはその好例とも言うべきか・・。導入部のファゴットのメロディからして極めて異様なもので、ソロではめったに用いられない低音楽器の、しかも高い音感の旋律をあて、異教的な雰囲気を醸し出す。これまでのクラシックの感覚からは程遠い旋律の連続で、聴く者の関心を引き付ける。
曲は2部構成で第1部・大地礼賛、第2部・生贄。[火の鳥」(1910年)の作成に取り掛かっていたある日、異教徒たちが原始的な儀式を行っている不思議な場面の幻想を見て作曲されたのがこの曲「春の祭典」で、怪奇な物語が綴られている。事前にその物語を読むか、或いは音楽を聴いたのち読み返すと、この不思議なクラシックを理解するのに役立つ。未だに、私もそれの繰り返しで楽しんでいる。第2部「生贄の讃美」から終曲「生贄の踊り」にかけての迫力ある表現は記憶に残る。
27.3.3、28.1.26、30.1.11 試聴済み ピェール・ブーレーズ指揮 クリーヴランド管弦楽団
私のCD・・アンタル・ドラティ指揮 デトロイト交響楽団

組曲「プルチネルラ」
初試聴。1919年から20年にかけて制作されたバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)のために作曲されたバレエ音楽で、管弦楽のための組曲。イタリアの古典的な仮面劇をテーマとしており、音楽も18世紀イタリアの楽曲が素材として用いられている。1920年に作られ合奏協奏曲風の小編成の曲となっている。
同年5月パリ・オペラ座で初演、指揮はエルネスト・アンセルメ、衣装・舞台セットはパブロ・ピカソが担当している。あのピカソが40歳前後の時、ロシアバレエ団の仕事をしていたのだ。パリの聴衆は、この作品に魅了されたらしい。先に聴いた「春の祭典」の異様な音楽とは真逆の音楽-前述の通り18世紀イタリア音楽の流れ-であり、大いに心休まる旋律だった。解説書を読むと、主人公・プルチネルラを中心とした“恋騒動”で、ハッピーエンド物語なのだ。。

サン・サーンス ピアノ協奏曲第4番
29.4.25 試聴済み 本日の盤に同じ
私のLP・・P.パスカル・ロジェ
 シャルル・デュトワ指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
序奏とロンド・カプリチオーソ
26.5.29 試聴済み Vn.前橋汀子 小泉和裕指揮 東京都交響楽団
1.10.3    〃   本日の盤に同じ
私のCD・・ホームクラシック ヴァイオリン名品集 Vn.マイケル・ダウス P.デゲンハート
    CD・・ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集 ピェール・デルヴォ指揮 ニューヨーク・フィル
   CD・・Vn.ウルフ・ヘルシャー ピエール・デルヴォ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

ブルックナー交響曲第4番
ブルックナーが残した9つの交響曲の中では、最も有名な代表作とされ「ロマンチック」と言う題名も彼自身が付けた。ただし、我々が思う抒情や男女の恋愛などを指すものではなく、自我やロマン的情念を超越した古典主義に基づく純粋な音楽なのだ。ブルックナーは後期ロマン派の、特にドイツ精神に徹した代表的な作曲家として、マーラーと共に超有名だが、その真価は晩年になって初めて認められた遅咲きの作曲家なのだ。その理由の一つは、当時彼がウィーン楽壇が目の敵にしていたワーグナーの熱烈な崇拝者であったため、批評家たちから痛烈な批判をあびていたからである。
この曲は1874年(50歳)から書き始め、数度の改定を行い1880年完成、翌年有名なハリス・リヒターの指揮によりウィーン・フィルによって初演された。彼の多くの曲は大部分に鳴り響くパイプオルガンの神々しい中に音楽の世界を表現しているが、この第4番は些か趣が異なる。
静かな森の情景から始まり、悲しみの抒情、挽歌に移り、第3楽章では農夫の舞曲が展開する。全体にドイツの奥深い森で感じる神秘的な感情が味わえ、いわばブルックナーの“田園交響曲”とも言うべき作品になっている。
27.1.8 試聴済み テンシュテット指揮 ベルリン・フィル
27.10.20  〃   テンシュテット指揮 ロンドン交響楽団
28.1.28、29.5.23、2.7.2 試聴済み 本日の盤に同じ
私のCD・・ジュゼッペ・シノーボリ指揮 シュターツカペレ・ドレスデン 

シベリウス 交響曲第2番ニ長調 OP.43 プレヴィン指揮 ピッツバーグ交響楽団
         交響詩「タピオラ」 OP.112 アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団

J.S.バッハ ヴァイオリン協奏曲
初試聴。バッハの書いたヴァイオリン協奏曲は、第1番イ短調、第2番ホ長調と2つのためのヴァイオリン協奏曲ニ短調の3曲が残されているに過ぎない。その他に多くの作品があった、と言われているが、ピアノ(当時はクラヴィア)協奏曲に編曲され、しかも原譜が紛失している。本日聴いたト短調は普段耳にする機会が殆ど無い曲だ。
ヘンデル ヴァイオリン・ソナタ第4番
26.7.10、2.8.20 試聴済み Vn.ボベスコ P.ジェンティ
タルティーニ ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン・ソナタ
いずれも初試聴。タルティーニはイタリアの生んだ楽聖で作曲家、ヴァイオリン奏者として有名。この試聴会ではヴァイオリン・ソナタ「悪魔のトリル」、「捨てられたディド」を聴いている。いずれも難易度の高い高度の技術を要する曲だった。彼の作品はほぼすべてがヴァイオリン協奏曲とヴァイオリン・ソナタで、オペラや教会音楽は全く作曲していない。以前試聴した2曲と同じく、演奏者にとってはかなりの負担を強いられる難曲だったが、聴く身にとっては演奏者のテクニックを楽しめる曲でもあった。250年余の昔の曲とは思えない新鮮さを感じた。

シベリウス 交響曲第2番
27.7.23、31.2.26 試聴済み 本日の盤に同じ
28.3.10 試聴済み ラトル指揮 バーミンガム市民交響楽団
私のCD・・サラステ指揮 フィンランド交響楽団
シベリウス 交響詩「タピオラ」 OP.112
26.8.19、28.7.12 試聴済み 本日の盤に同じ

8番以外にはあまり演奏される機会が少ないので、本日は8番について記しておきたい。この曲はモーツァルトが作曲した初めての短調。彼の作品は圧倒的に短調が少ないことで有名だが、ピアノソナタにおいても例外ではなく、ほかには第14番があるのみ。モーツァルトがこの第8番を、悲しみを思わせる短調の作品としたのにはそれなりの理由がある。文献によれば、ピアノソナタ第8番の作曲は1778年の夏と言う説が有力で、これは母アンナ・マリアが他界した時期と重なり、また愛する女性に対する失望、経済的な行き詰まりなどから、全体に暗く、若者の絶望的な悲壮感に満ちた作品になっている。
私のCD・・ピアノソナタ第8番、第14番 P.クラウディオ・アラウ

ピアニスト グレン・グールドについて
グールドについては格別の思い入れがある。定年後、カメラに没頭したとき、既にプロとして活躍していた先輩のMさんの指導を受けたが、その先輩が絵画、音楽にも造詣が深く、グールドについてしばしば話が盛り上がったものだ。既に鬼籍の人となられたが、鎮魂の意を込めてグールドに触れておきたい。
バッハの音楽を深く研究し、名声を極めた孤高のピアニストの演奏は、この試聴会でも数回聴く機会があり、少しばかりコメントも書いているが、今回のようにモーツァルトのソナタ10曲を纏めて聴くことは初体験で、グールドの凄さを再確認させられた。
グールドは、1932年カナダ・トロントの生まれ。幼少期は母親よりピアノの手ほどきを受け、トロント王立音楽院に入学。1955年アメリカ・デビュウ。同年録音したバッハの「ゴールドベルク変奏曲」を発売。その衝撃的な内容はセンセーションを巻き起こし、一躍時の人となった。1957年ソ連~ヨーロッパへ演奏旅行、一流指揮者、オーケストラと共演を重ね世界的ピアニストとなった。
しかし、元々コンサートに対して懐疑的であったグールドは、1964年をもってコンサート活動から引退、以降活動の場は録音とテレビ、ラジオ出演のみとなった。彼の演奏は、どんなに速いテンポであっても奏でる音がぶつかり合い濁ることが無く、明晰で常に澄んでおり、従来の演奏家のスタイルを破壊するような独創的な解釈をしたことでも有名。20世紀を代表するピアニストだと言われている。1982年、満50歳で没した。個性が強かっただけに以下のような逸話が残っている。
1.指揮者とのトラブル
a.レナード・バーンスタインとの論争
 1962年、カーネギーホールでのブラームスの協奏曲第1番の演奏会で、そのテンポについて意見が衝
 突、論争した。しかし、バーンスタインはグールドの才能を高く評価しており、個人的な親交は続いた。
b.カラヤンの皮肉
 演奏時、グールドの癖でピアノを弾きながら大きく手を振り、カラヤンが激怒。「君はピアノより指揮台の
 方がお似合いだ !」と皮肉を飛ばした。
c.ジョージ・セルとのトラブル
 クリーヴランド管弦楽団のコンサートのリハーサルの時、30分近くも自分の椅子の調整に時間をとり
 セルの堪忍袋が切れ、険悪な雰囲気になった。など、など・・・。
2.文学への関心
トーマス・マン、夏目漱石、シェークスピア、ニーチェ、ヘルマン・ヘッセなど読んでいた、と告白している。特に、マンの「魔の山」、漱石の「草枕」はお気に入りで、ラジオ番組では自ら朗読している。「草枕」は異なる訳者のものを4冊持っていて、死の床には聖書と書き込みだらけの「草枕」があったと言う。彼の人生観にも大きな影響を与えている。

J.S.バッハ  マニフィカト ニ長調 BWV.243
         クリスマス・カンタータ BWV.110
        コレギウム・アウレム合奏団
        テルツ少年合唱団
        S.ガンベルト A.シュタイン
        T.アルトマイヤー Ba.ニムスゲルン 

        ファンタジアとフーガ ト短調 BWV.542
        ファンタジア  ト長調 BWV.572
        ファンタジア ハ短調 BWV.562
        Org.ヘルムート・ヴァルヒャ

チャイコフスキー 「くるみ割り人形」第1組曲
       アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団

ハイドン 交響曲第96番ニ長調「奇蹟」
      ベイヌム指揮 
      アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
ベートーヴェン 交響曲第1番ハ長調 OP.21
          トスカニーニ指揮 NBC交響楽団
ブラームス 交響曲第3番ヘ長調 OP.90
         ワルター指揮 ニューヨーク・フィル
ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調 「新世界より」OP.95
           ワルター指揮 コロンビア交響楽団

ハイドン 「奇蹟」
30.8.14 試聴済み 本日の盤に同じ
1.7.18    〃    ワルター指揮 ニューヨーク・フィ
私のCD・・ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団

ハイドン  交響曲第82番ハ長調「熊」
       交響曲第83番ト短調「めんどり」
マーラー   交響曲第5番嬰ハ短調
        バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィル

ハイドン 交響曲第82番、第83番
初試聴。「交響曲の父」、「弦楽四重奏の父」と呼ばれたハイドンは106の交響曲、68の弦楽四重奏曲、5つの聖誕曲、19の歌劇などあらゆる楽曲において多くの傑作を残してい.る。同時に、ベートーヴェンを指導しモーツァルトを友として彼に慰めと励みを送った。ウィーンで当時ヨーロッパ最大の財産と領地を持ったエステルハツィ大公の庇護を受け、安定した生活をおくっていたが、音楽界マネージャーのザロモンについてロンドンへ旅立ち

        私のCD
        ハイドン
   交響曲第83番「めんどり」

R2('20)12.1

classic salon (通算No.10)

クラシック サロン (別館)

モーツァルト
   弦楽四重奏曲第23番ヘ長調 K.590
   イタリア弦楽四重奏団

   自動オルガンのための幻想曲 K.608
        Org.カール・リヒター

   クラリネット協奏曲イ長調 K.622
   Cl.ジャック・ブライマー
   ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団

   交響曲第41番ハ長調 K.550「ジュピター」
   ブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団

  ブラームス
ドイツ・レクイエム

    私のCD
   モーツァルト
フルート協奏曲第2番

R3('21)12.16

モーツァルト フルート協奏曲第2番ニ長調 K.314

J.S.バッハ 管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067

グルック 歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より
                         精霊の踊り
       Fl.クロード・モントゥー        
      モントゥー指揮 ロンドン交響楽団

プロコフィエフ 交響曲第5番変ロ長調 OP.100
      オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団


ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調 OP.125「合唱」
      S.ヴェングロール A.ツォレンコップ
      T.ロッチュ Br.アダム
      コンヴィチューニ指揮
      ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
                 &ライプツィヒ放送合唱団

ヨハン・シュトラウス二世
      皇帝円舞曲
      喜歌劇「こうもり」序曲
      カラヤン指揮 ベルリン・フィル

R3('21)10.21

           私のLPジャケット
ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」

2.2.11 試聴済み カール・ベーム指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
2.10.29 試聴済み 本日の盤に同じ
私のLP・・ダヴィッド・ジョセフォヴィッツ指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   LP・・ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団
   CD・・ヴォルフガング・サバリッシュ指揮 チェコ・フィル
ブルックナー
27.1.8、29.5.23 試聴済み テンシュテット指揮 ベルリン・フィル
27.10.20 試聴済み テンシュテット指揮 ロンドン・フィル
28.1.28、2.7.2 試聴済み 本日の盤に同じ
私のCD・・シノーボリ指揮 シュターツカペレ・ドレスデン

モーツァルト 交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」
         ブルーノ・ワルター指揮 
         コロンビア交響楽団

ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調「ロマンチック」
         ルドルフ・ケンペ指揮 
         ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

モーツァルト
26.10.16、27.7.30、2.9.17 試聴済み ベーム指揮 ウィーン・フィル
29.6.6 視聴済み ジェフリー・テイト指揮 イギリス室内管弦楽団
30.4.24 試聴済み ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団
31.1.24 試聴済み オットー・クレンペラー指揮 
             フィルハーモニア管弦楽団

      私のLP 
    モーツァルト
交響曲第41番「ジュピター」

R3('21)9.28

バルトーク 管弦楽のための協奏曲 Sz.116
        舞踊組曲 Sz.77
        ショルティ指揮 ロンドン交響楽団

ドヴォルザーク ピアノ協奏曲 ト短調 作品33
          P.ブルーノ・リグット
          ズデニク・マカル指揮
          フランス国立放送管弦楽団

本年1月下旬耳鳴りを発症し、暫く音楽から遠ざかっていたが、本日
約5ケ月振りに参加した。長引くコロナ禍のため会うことの無かった担
当のNさん、リスナーのOさん、Sさん、Dさんたちと久し振りに挨拶を
交わし、明るい気分になった。ただ、金管の高音は耳鳴りには少し堪
える。
  

モーツァルト ディヴェルティメント
27.7.23 試聴済み Vn.ブーニエ Va.リドル Vc.ビーニ
1.6.6   試聴済み ケール三重奏団

シューベルト ピアノ三重奏曲
シューベルトはピアノ三重奏曲を4曲作っているが、その内の1曲(変ロ長調 D287)は1812年に作曲され15歳の時だ。残る3曲は1827年または1828年に作曲され、いずれも30才代だが不明確な点も多く、第1番と第2番のどちらが先だったかは未だに未解決状態らしい。第1番は1827年10月に作曲され、当時は歌曲「冬の旅」や3曲のピアノソナタ(第19番~第21番)が作られた時期でもある。初版譜は、自筆譜が紛失しシューベルトが亡くなったために出版が遅れ1836年にようやく出版されている。このような事情から、この第1番はシューベルトの死後に出版されたため「遺作」とされている。多くの三重奏曲の中で最高の作品だとも言われている。出足は大胆で力強く溌剌とした男性的なもので、私が持っているシューベルトのイメージとはやや異なっている。全体にチェロの旋律が目立ち、チェロ好きの私にとってはお気に入りの曲の一つだ。
29.12.19、31.4.11 試聴済み 本日の盤に同じ
私のCD・・スーク・トリオ (P.ヤン・パネンカ Vn.ヨゼフ・スーク Vc.ヨゼフ・フッフロ)

ベートーヴェン「大公」
26.8.5、2.1.9 試聴済み 本日の盤に同じ
28.8.23 試聴済み P.中村紘子 Vn.海野義雄 Vc堤 剛
私のCD・・P.アシュケナージ Vn.パールマン Vc.ハルレ

   私のCD
  シューベルト
ピアノ三重奏曲第1番

R3('21)4.20

ホロヴィッツ イン カーネギーホール コンサート(1966)

ハイドン ピアノ・ソナタ第23番ヘ長調
シューマン 花の曲ニ長調 OP.19
スクリャーピン ピアノ・ソナタ第10番 OP.70
ドビュッシー 喜びの島
モーツァルト ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331
         「トルコ行進曲付き」
ショパン ノクターン第19番ホ短調 OP.72-1
      マズルカ第25番変ロ長調 OP.33-4
リスト オーベルマンの谷(巡礼の年第1年・スイスから)
     P.ウラジミール・ホロヴィッツ

      私のCD
ショパン ノクターン集

R3('21)4.13

これまで3回の試聴会でコメント済みにつき、本日はピアニスト・ホロヴィッツが来日した時のエピソードについて記しておきたい。
彼は20世紀最高のピアニストの一人と言われている。1983年(80才)初来日、NHKホールのコンサートはS席5万円にも拘わらず、即日完売という超人気だった。80歳と言う高齢でもあり当時の評価は2分されている。高名な音楽評論家の吉田秀和(後記注.参照)は“ひびの入った骨董品”と酷評しているが、一方ある女性ピアニストはその技巧に満ちた音を賛辞している。吉田の評に接したホロヴィッツは、長年その実演に接することを念願していた日本のファンを失望させたことと、自身の名誉を著しく傷つけたことを帰国後も気に病み続けたという。
2度目の来日は、1986年に彼自身の希望もあり実現した。この年、彼はおよそ60年振りとなる祖国のモスクワでの演奏を成功させ、ベルリンでもその後伝説になったコンサートを行っている。82歳という高齢にも拘わらずヨーロッパでの演奏旅行ののち来日し日本で2回目の演奏会を行った。ホロヴィッツ本来の芸術性が発揮され、美しい音色が際立ったものであった、と言われている。この演奏会を聴きあの吉田秀和は「比類のない鍵盤上の魔術師」と称賛している。
本日ライブ盤を聴いていると、カーネギーホールの聴衆が曲が終わるごとに熱烈な拍手を送り、場内の熱気が伝わってきた。
注.彼の著書.「名曲300選」の中に次のような辛辣な文章がある。
ドヴォルザークの交響曲は「安っぽい効果を狙いすぎて」おり、「チャイコフスキーを一生聴かなくとも、あんまり困ることは無いだろう」また、ショパンについては「彼こそ偉大なアマチュア」という他人の批評に完全に同意する。
29.9.12、30.7.5、2.1.21 試聴済み 本日の盤に同じ
私のCD・・モーツァルト ピアノソナタ第11番 P.ジョアオ・ピリス
   CD・・ショパン ノクターン第19番 P.エリーザベト・レオンスカ
              マズルカ第25番 P.ルーシ・パルハム

バッハ 管弦楽組曲第2番
30.12.13 試聴済み コレギウム・アウレウム合奏団
1.5.16    〃
    モントゥー指揮 ロンドン交響楽団
2.7.7、2.9.8 〃    (全曲 第1番~第4番) コレギウム・アウレウム合奏団
私のCD・・第2番(CD全集) ギブソン指揮 ロンドン交響楽団
   CD・・第2番、第3番 Fl.ジャン・ピェール・ランバル カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内
       管弦楽団
バッハ ブランデンブルク協奏曲第5番
26.6.5 試聴済み コレギウム・アウレウム合奏団
30.9.11、2.9.8、3.3.9 試聴済み(全曲 第1番~第6番) ブリテン指揮 イギリス室内管弦楽団
1.9.5 試聴済み(全曲 第1番~第6番)  シャルル・ミンシュ指揮 ボストン交響楽団 
私のLP・・(全曲)  カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団
   CD・・(第3番~第6番)  オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団
   CD・・(第3番、第5番)  カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団

ブラームス クラリネット五重奏曲
2.11.5 試聴済み Cl.レジナルド・ケル ファインアーツ弦楽四重奏団
私のCD・・Cl.フリードリヒ・フックス ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
ヴァイオリン・ソナタ
2.11.5 試聴済み Vn.シモン・ゴールドベルク P.アルトゥール・バルサム
私のCD・・Vn.アイザック・スターン P.イェフィム・ブロンフマン
  

J.S.バッハ 管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067
        クルト・レーデル指揮(Fl).
        ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団

        ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050
        S.ゴールドベルク指揮 オランダ室内管弦楽団 

ブラームス クラリネット五重奏曲ロ短調 OP.115
        Cl.ドレクリューズ 
        レーヴェングート弦楽四重奏団 
        
         ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 OP.100
         Vn.シゲティ P.ホルショフスキー 

     

      私のCD
      J Sバッハ
管弦楽組曲第2番、第3番

R3('21)4.6

ブラームス ドイツ・レクイエム
この試聴会では次のレクイエムを聴いている。ヴェルディ、フォーレ、モーツァルトだ。それらの曲に比べて本日のブラームスの曲は、最も荘厳さに満ちたものだと思う。そう感ずる一つの理由に、他の曲がラテン語の歌詞を用いているのに対し、ブラームスのはドイツ語の聖書から取られた歌詞が用いられており、その語感から感ずるところもあるのかも知れない。全7曲、演奏時間が約90分の長大な作品は、恩師シューマンの死を悼むためとか言われているが、直接の動機は愛する母親の死だったのだ。彼がやっと世に認められた頃の1865年(32歳)に急死したのである。第2楽章の沈鬱な曲趣は、母親を失ったブラームスの悲しみが伝わってくる感じがする。全体を通じて各ソリストは勿論の事、ウィーン楽友協会合唱団のハーモニーが素晴らしい。
1.5.28 試聴済み 本日の盤に同じ
私のCD・・本日の盤のCD盤

     私のCD
     ハイドン
交響曲第101番「時計」

R3('21)3.30

ヴァイオリン・ソナタ第4番
31.3.26、2.10.6 試聴済み 本日の盤に同じ
ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
26.7.26、31.3.26 試聴済み 本日の盤に同じ
私のLP・・Vn.ピンチャース・ズッカーマン P.ダニエル・バレンボイム
   CD・・Vn.オイストラフ P.レフ・オボーリン

モーツァルト 弦楽四重奏曲第第14番「春」
26.7.26 試聴済み 本日の盤に同じ
弦楽四重奏曲第18番
30.8.2 試聴済み イタリア弦楽四重奏団
私のCD・・第14番~第19番「ハイドン・セット」 ジュリアード弦楽四重奏団

モーツァルトは生涯に20曲以上もの弦楽四重奏曲を作曲しているが、1782年(26歳)から85年にかけて書かれた6曲の弦楽四重奏曲(第14番、第15番、第16番、第17番「狩」、第18番、第19番「不協和音」)は、ハイドンの作品を手本にし、ハイドンに捧げられたもので俗に“ハイドン・セット”の名で広く親しまれている。この6曲を書き上げた時モーツァルトはハイドンを自宅に招き演奏を披露、ハイドンに献呈した。親子ほどの24才も年齢は離れていたが、二人の友情は互いに相手の芸術に対する尊敬と理解によって固く結びついていたのだった。
余談ながら、あのベートーヴェンは第18番を大変好んでいたと伝えられている。改めて聴くと比較的地味な作品だが、デリケートで繊細な美しさに溢れた曲だと思う。

ベートーヴェン 
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 OP.12-1
  ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調 OP.23
  ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 OP.24「春」
  Vn.グリュミオー  P.ハスキル

モーツァルト
  弦楽四重奏曲第14番ト長調 K.387「春」
  弦楽四重奏曲第18番イ長調 K.464
  アマデウス弦楽四重奏団

 ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第1番
 31.3.26 試聴済み 本日の盤に同じ
 

        私のCD
       モーツァルト

弦楽四重奏曲第14番~第19番

R3('21)3.23

ロッシーニ 歌劇 序曲集
       どろぼうかささぎ 
       絹のはしご
       ウィリアム・テル 
       セミラーミデ
       セヴィリアの理髪師(嵐の音楽)
       トゥリオ・セラフィン指揮
       ローマ歌劇場管弦楽団

ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲)
ラヴェル ボレロ 
      カラヤン指揮 ベルリン・フィル 
 

書かれたものの中から特に優れた作品を6曲集めたもので、全てが異なった組み合わせの独奏楽器のための協奏曲となっており、いずれの曲も変化に富んでいるのが大きな魅力だ。
一般に第2番、第3番、第5番が人気が高い。特に第5番はチェンバロがソロ楽器として大活躍しており、鍵盤楽器のための協奏曲第1号の作品として評価されている。
余談ながら、ブランデンブルクと言えば第2次大戦後、冷戦体制の象徴であった「ベルリンの壁」を思い出す。ドイツの首都ベルリンは、このブランデンブルク門を境に高い石の壁により東西に分断されていた。1989年10月東欧を巻き込んだ民主化の波により、東ドイツ共産主義政権は崩壊、11月9日ついにこの壁は打ち壊され東西の自由往来が可能となった。あれから31年4ケ月、「ベルリンの壁」も遠くなったものだ。
26.6.5 試聴済み(第2番、第5番、第6番) コレギウム・アウレム合奏団
30.9.11試聴済み(全曲) 本日の盤に同じ
1.9.5 試聴済み(全曲) シャルル・ミンシュ指揮 ボストン交響楽団
2.9.8 試聴済み(第5番) 本日の盤に同じ
私のLP(全曲)・・カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団
          注.第1楽章に日本人の「宮本文昭」(オーボエ)が参加している。
   LP(第3番)・・ワルター・ゲール指揮 ウィンタートゥール交響楽団
   CD(第3番~第6番)・・オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団
   CD(第3番、第5番)・・カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団
.


J.S.バッハ ブランデンブルク協奏曲(全曲)
  第1番 ヘ長調 BWV 1046
  第2番 へ長調 BWV 1047
  第3番  ト長調 BWV 1048
  第4番  ト長調 BWV 1049
  第5番 ニ長調 BWV 1050
  第6番 変ロ長調  BWV 1051
  ベンジャミン・ブリテン指揮 イギリス室内管弦楽団

久しぶりの参加でクラシックの素晴らしさに浸った。体調不良の
ため1月26日以来、実に43日振りの試聴会となった。
この曲は1721年(36歳)の時にブランデンブルク公・ルートヴィヒに
捧げられたものだが、新たに作曲されたものではなく、それまでに

 

   私のCD
 ベートーヴェン
交響曲第6番「田園」

R3('21)1.26

弦楽四重奏曲
2.2.13、2.10.29 試聴済み 本日の盤に同じ
自動オルガンのための幻想曲
1.12.24、2.10.29 試聴済み 本日の盤に同じ
2.2.13、2.12.3 試聴済み Org.ダニエル・コルゼンバ
クラリネット協奏曲
30.8.2、2.10.29 試聴済み Cl.ハンス・ダインツアー コレギウム・アウレム合奏団
2.2.13、2.12.3 試聴済み 本日の盤に同じ
私のCD・・Cl.アルフレート・プリンツ カール・ミュンヒンガー指揮 ウィーン・フィル
交響曲第41番「ジュピター」
26.10.16、27.7.30、2.9.17 試聴済み カール・ベーム指揮 ウィーン・フィル
29.6.6 試聴済み ジェフリー・テイト指揮 イギリス室内管弦楽団
30.4.24 試聴済み ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団
31.1.24 試聴済み オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団
2.2.11 試聴済み カール・ベーム指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
2.10.29 試聴済み 本日の盤に同じ
私のLP・・ダヴィッド・ジョセフォヴィッツ指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
   LP・・ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団
   CD・・ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 チェコ・フィル

「ウィーン・カーニヴァル」
ヨハン・シュトラウス二世
  ポルカ「栄よ、ハンガリア」op.332 
  ギャロップ「盗賊」op.378
  円舞曲「芸術家の生涯」op.316
  ポルカ「雷鳴と電光」op.324
  円舞曲「朝の新聞」op.279
  ウィリー・ボスコフスキー指揮 ウィーン・フィル
ヨーゼフ・シュトラウス
  円舞曲「天体の音楽」op.235  
  ポルカ「おしゃべりやさん」op.245
  円舞曲「わが生涯は愛と喜び」op.263
  ウィリー・ボスコフスキー指揮 ウィーン・フィル
  

 R3('21)1.5

     私のCD
ヨハン・シュトラウス2世
    ワルツ集Vol.3

    私のLP
バッハ 「マニフィカト」

R2('20)12.22

ストラヴィンスキー バレー音楽「春の祭典」
             ストラヴィンスキー指揮
             コロンビア交響楽団

サンサーンス ピアノ協奏曲第4番ト短調 OP.44
フォーレ    ピアノと管弦楽のためのバラード
         P.ロベール・カサドシュ
         レナード・バーンスタイン指揮
         ニューヨーク・フィル

ファリャ 交響的印象 「スペインの庭の夜」
      P.ロベール・カサドシュ

   私のLP
   ファリャ
「スペインの庭の夜」

R2('20)12.17

     ベートーヴェン
1770.12.16~1827.3.26

R2('20)12.11

番外編

ベートーヴェン生誕250年 TV視聴者の選んだベスト20曲

12.11(金) NHK Eテレ「ららら♪クラシック」でベートーヴェン生誕250年を
記念し、視聴者からベートーヴェンのベスト20曲を募り、その結果が次の
通り発表された。
応募総数15,147票。私のお好み曲も多く入っており満足している。
名曲とは「出会い」のことであり「出会い」とは「共感」のことである、と
ある音楽評論家は言っている。
専門家ではない私達にとって名曲とは、曲そのものの構成とか楽想など
ではなく、聴いた時の環境、その時の自分の境遇などによって大きく作用される。単純な話、青春時代に彼女と一緒に聴いたコンサートの雰囲気で、その時の曲が自分にとっては「名曲」になってしまうのだ。一人一人の心の中に残るものが名曲なのだ。
自分にとっての名曲と、世間一般の名曲とは異なっても、文句を付けられる筋合いはない。

 1位 交響曲第9番「合唱つき」      2位 交響曲第7番       
 3位 ピアノソナタ第8番「悲愴」     4位 ピアノソナタ第14番「月光」  
 5位 交響曲第5番「運命」        6位 交響曲第6番「田園」
 7位 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」   8位 エリーゼのために     
 9位 交響曲第3番「英雄」       10位 ピアノソナタ第17番「テンペスト」  
11位 ピアノソナタ第23番「熱情」   12位 ヴァイオリンソナタ第5番「春」    
13位 ヴァイオリン協奏曲        14位 ロマンス第2番
15位 トルコ行進曲              16位 ヴァイオリンソナタ第9番「クロイツェル」
17位 ピアノソナタ第31番         18位 ピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」
19位 ピアノソナタ第32番         20位 ピアノ協奏曲第4番
  
私のベスト5曲(ジャンル別)
 1位 交響曲第7番          2位 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」  
3位 ヴァイオリン協奏曲     4位 弦楽四重奏曲第16番   
5位 チェロソナタ第3番

モーツァルト
  ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
  P.アルフレッド・ブレンデル

  クラリネット協奏曲イ長調K.622
  Cl.ジャック・ブライマー
  ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団

  自動オルガンのための幻想曲ヘ短調K.608
  Org.ダニエル・コルゼンバ

  弦楽五重奏曲第6番変ホ長調K.614
  グリュミオー・アンサンブル

ピアノ協奏曲第27番
26.12.23、28.2.25 試聴済み P.アリシァ・デ・ラローチャ ショルティ指揮 ロンドン・フィル
29.10..31 試聴済み P.フリードリヒ・グルダ アバド指揮 ウィーン・フィル
30.10.18   〃     P.フリードリヒ・グルダ ケンペ指揮 ミュンヘン・フィル
2.2.13 試聴済み 本日の盤に同じ
クラリネット協奏曲
30.8.2、2.10.29 試聴済み Cl.ハンス・ダインツアー コレギウム・アウレム合奏団
2.2.13 試聴済み 本日の盤に同じ
私のCD・・Cl.アルフレート・プリンツ カール・ミュンヒンガー指揮 ウィーン・フィル
幻想曲
1.12.24、2.10.29 試聴済み Org.カール・リヒター
2.2.13 試聴済み 本日の盤に同じ
弦楽五重奏曲
初試聴。モーツァルトは6つの弦楽五重奏曲を作っている。その中でも有名なのが、父親の死の直前に作曲された第4番、ト短調K.516だ。この曲のほぼ1年後に作られた同じト短調の「交響曲第40番」と、あたかも兄弟のようにして語られることが多いが、この2曲に漂う独特の悲愴美には、モーツァルトの音楽の持つ本質的な面が良く表れていると思う。本日聴いた第6番は、モーツァルト晩年の作品の一つで、死の8ケ月前の1791年4月に作曲された。この曲の後に残された器楽曲は「クラリネット協奏曲」イ長調K.622のみである。当時すでに健康を害し、経済的にも貧窮していたモーツァルトだが、この曲にはそのような影は無く、晩年特有の透明な美しさを持っている。簡明な曲風はハイドン的でもあり、また随所にハイドンのロシア四重奏曲によく似たリズムや音型を感ずる。そんなところから、この曲は死を目前としたモーツァルトの、ハイドンへのオマージュではないか、とも言われているが、十分に納得できる。
    

フォーレ
27.5.26、28.6.30 試聴済み Vn.ジャン・ジャック・カントロフ P.アラン・ブラーネス
1.7.11 試聴済み Vn.フランチェスカッティ P.カサドシュ
2.8.20   〃    本日の盤に同じ
私のCD・・Vn.小林美恵 P.アラン・ロジェ
ヘンデル
26.7.10、2.8.20 試聴済み 本日の盤に同じ
2.10.15 試聴済み Vn.シゲティ P.ブゾッティ
ルクレール
2.8.10 試聴済み 本日の盤に同じ
ヴェラチーネ
2.8.20 試聴済み 本日の盤に同じ
タルティーニ
28.7.28 試聴済み Vn.アルトゥール・グリュミオー P.リッカルド・カスタニョーネ
2.8.20 試聴済み 本日の盤に同じ
モーツァルト
2.8.20 試聴済み 本日の盤に同じ

フォーレ    ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 OP.13
ヘンデル    ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調 OP.1-4
ルクレール ヴァイオリン・ソナタニ長調 OP.9-3
ヴェラチーネ ヴァイオリン・ソナタホ短調
タルティーニ ヴァイオリン・ソナタト短調「捨てられたディド」
        Vn.ローラ・ボベスコ
        P.ジャック・ジェンティ

モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲
         第1番ト長調 K.423
         第2番変ロ長調 K.424
         Vn.ローラ・ボベスコ Va.確認中 
 

グリーグ ピアノ協奏曲イ短調 OP.16
      P.クリスチャン・ツィマーマン
      ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
      ベルリン・フィル

シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調 OP.47
       Vn.ヤッシャ・ハイフェッツ
       ワルター・ヘンドル指揮 シカゴ交響楽団

       交響曲第4番イ短調 OP.63
       交響詩「タピオラ」 OP.112
       エルネスト・アンセルメ指揮
       スイス・ロマンド管弦楽団
 

グリーグ ピアノ協奏曲
27.3.10、28.6.28、2.1.23 試聴済み P.ゲザ・アンダ クーベリック指揮 ベルリン・フィル
27.5.26、28.2.9、2.2.20 試聴済み 本日の盤に同じ
27.10.29 試聴済み P.リヒテル マタチッチ指揮 モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
私のCD・・本日の盤に同じ
   CD・・P.ダブラフカ・トムシック アントン・ナヌート指揮 リュブリャナ・ラジオ・シンフォニー管弦楽団

シベリウス ヴァイオリン協奏曲
27.6.2、30.5.31、1.11.26 試聴済み Vn.キョン・ファン アンドレ・プレヴィン指揮 ロンドン交響楽団
27.9.17、2.8.4 試聴済み 本日の盤に同じ
28.6.30 試聴済み Vn.フランチェスカッティ バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィル
私のCD・・Vn.五嶋みどり ズービン・メータ指揮 イスラエル・フィル
交響曲第4番
26.8.19、28.7.12、2.8.4 試聴済み 本日の盤に同じ
交響詩「タピオラ」
26.8.19、28.7.12、2.10.5 試聴済み 本日の盤に同じ

        私のCD
    グリーグ  ピアノ協奏曲
     

R2('20)11.17

モーツァルト クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
         Cl.アルフレッド・ボスコフスキー
         ウィーン六重奏団員

ブラームス 
    ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」ト長調 OP.78
    ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 OP.100
    Vn.シモン・ゴールドベルク
    P.アルトゥール・バルサム
    
    クラリネット五重奏曲ロ短調 OP.115
    Cl.レジナルド・ケル
    ファインアーツ弦楽四重奏団

       私のCD
       ブラームス
ヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」

R2('20)11.5

   私のCD
   モーツァルト
クラリネット協奏曲
 

R2('20)10.29

モーツァルト 交響曲第36番ハ長調「リンツ」 K.425
         交響曲第39番変ホ長調 K.543
         ブルーノ・ワルター指揮
         コロンビア交響楽団

ストラヴィンスキー バレー音楽「春の祭典」
            ストラヴィンスキー指揮
            コロンビア交響楽団

            組曲「プルチネルラ」
            エルネスト・アンセルメ指揮
            スイス・ロマンド管弦楽団 

    私のCD
 ストラヴインスキー
バレー音楽「春の祭典」

R2('20)10.22

サン・サーンス ピアノ協奏曲第4番ハ短調 OP.44
          P.カサドシュ バーンスタイン指揮 
          ニューヨーク・フィル
         
          序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調                          OP.28
          Vn.アルテュール・グリューミオ
          ジャン・フルネ指揮
          コンセール・ラムルー管弦楽団

ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調「ロマンチック」
         ケンペ指揮 ミュンヘン・フィル

J.S.バッハ ヴァイオリン協奏曲ト短調(シゲティ編曲)
       Vn.ヨーゼフ・シゲティ
       ジョージ・セル指揮 コロンビア交響楽団

ヘンデル ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調 OP.1-4
       Vn.ヨーゼフ・シゲティ P.カルロ・ブソッティ

タルティーニ ヴァイオリン協奏曲ニ短調
         Vn.ヨーゼフ・シゲティ
         ジョージ・セル指揮 コロンビア交響楽団
         ヴァイオリン・ソナタト長調
         Vn.ヨーゼフ・シゲティ P.カルロ・ブソッティ

       私のCD
 シベリウス 交響曲第2番

R2('20)10.15

ヴァイオリンソナタ第4番、第7番、第8番
ベートーヴェンは全部で10曲のヴァイオリンソナタを作曲してるが、それらの中で第5番「春」と第9番「クロイツェル」が有名で、よく演奏されている。本日聴いた第7番、第8番は第6番と共にロシアのアレクサンドル1世に捧げられた作品で、その経緯からこの3曲は「アレキサンダー・ソナタ」とも呼ばれている。同時に、これら3曲からベートーヴェンのヴァイオリンソナタは、モーツァルトの影響を脱し、独自の境地を築くこととなった、と言われている。若々しく熱情に富んだ曲だと思う。特に、第7番の第2楽章アダージョ、カンタービレの美しい旋律は心に迫る優しさを感じた。
第4番、第7番、第8番 31.3.26 試聴済み 本日の盤に同じ
第8番 1.11.28 試聴済み Vn.フリッツ・クライスラー P.セルゲイ・ラフマニノフ

ヴァイオリン協奏曲
27.9.18 試聴済み Vn.ユーディ・メニューイン フルトヴェングラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団
28.5.19、28.10.4 試聴済み Vn.キドン・クレメル ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団
30.4.10、1.8.20 試聴済み 本日の盤に同じ
1.6.6 試聴済み Vn.ユーディ・メニューイン フルトヴェングラー指揮 ルツェルン祝祭管弦楽団
私のCD・・Vn.アンネ・ゾフィー・ムター クルト・マズア指揮 ニューヨーク・フィル

ベートーヴェン 
   ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 OP.30-2
   ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 OP.30-3
   Vn.フランチェスカッティ
   P.ギャビー・カサドシュ

   ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 OP.23
   Vn.アルテュール・グリュミオー
   P.クララ・ハスキル

   ヴァイオリン協奏曲ニ長調 OP.61
   Vn.ヨーゼフ・シゲティ 
   アンダ・ドラティ指揮 ロンドン交響楽団

  本 館
  作曲家年表
                classic  salon (別館)   
    7    8    9  10    

モーツァルト 弦楽三重奏のための
          ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
         新パスキエ三重奏団

シューベルト ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調
                      作品99 D898
ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調「大公」
          オイストラフ・トリオ
          P.レフ・オボーリン 
          Vn.ダヴィッド・オイストラフ
          Vc.スビャトスラフ・クヌーシェヴィッキー

ロッシーニ 序曲集
27.4.16、30.5.29 試聴済み 本日の盤に同じ
2.9.17 試聴済み セヴィリアの理髪師(序曲・嵐の音楽) 本日の盤に同じ
私のLP・・ウィリアム・テル序曲 ピェール・ミッシェル・ル・コント指揮 フランクフルト放送管弦楽団
   CD・・ウィリアム・テル/ロッシーニ序曲集 シャルル・デュトワ指揮 モントリオール交響楽団

ムソルグスキー 「展覧会の絵」
27.1.20、28.8.30 試聴済み P.アレクシス・ワイセンベルグ
27.11.12 試聴済み 本日の盤に同じ
私のLP・・P.ウラディーミル・アシュケナージ

ラヴェル ボレロ
27.8.11、31.2.26 試聴済み シャルル・ミンシュ指揮 パリ管弦楽団
27.11.12 試聴済み 本日の盤に同じ
私のLP・・ラヴェル名演奏集 P.サンソン・フランソワ
   CD・・ボレロ・スペイン狂詩曲 ロリーン・マゼール指揮 フランス国立管弦楽団

 R3('21)3.16

      私のCD
      ロッシーニ
 ウィリアム・テル他 序曲集

   私のLPジャケット
バッハ ブランデンブルク
    協奏曲(全曲)

 R3('21)3.9

29.4.25 試聴済み ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団
29.8.24 試聴済み スウィトナー指揮 シュターツカペレ・ベルリン
29.10.17 試聴済み ブロムシュテット指揮 ドレスデン・シュターツカペレ
私のLP・・アンドレ・クリュイタンス指揮 ベルリン・フィル
   CD・・ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィル
「田園」
26.12.2、2.7.11 試聴済み フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィル
28.1.24 試聴済み ブロムシュテット指揮 ドレスデン・シュターツカペレ
              リスト編曲 P.シブリアン・カツァリス
28.6.7 試聴済み スゥイトナー指揮 ベルリン・シュターツカペレ
29.1.24 試聴済み テオドール・グッシュルバウアー指揮 ニューヨーク・フィル
私のLP・・ブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団
   CD・・フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィル

      私のLP
     モーツァルト
交響曲第41番「ジュピター」

R3('21)1.19

意味で、イエス・キリストのことを指している。全体はキリスト生誕の予言とその成就から復活までを歌ったもので、この大作をヘンデルは僅か24日間で仕上げてしまったという。全3部構成で約2時間半を要する。曲は美しいアリアや感動的なコーラスが数多く含まれているが、中でも第2部の最後を飾る大合唱「ハレルヤ」は有名で単独でもよく演奏されている。ヘブライ語で「主を讃えよ」と言う意味の「ハレルヤ」がバリトン、テノール、アルト、ソプラノの各声域で繰り返され強く印象に残る。
東京では毎年12月、東京芸大の教官、学生によって「メサイア」が上演され、収益が年末助け合い運動の義援金として使われている。私も現役時代に何度か鑑賞した事がある。今年はコロナ禍のため、開催の有無は知らないが、昨年は12月19日、上野・東京文化会館で開催されている。
本日の視聴会は今年最後となったが、音響も良く臨場感たっぷりで荘厳さと崇高さに満ち、各声域で繰り返されるソロと大合唱は、年末を締め括るのに相応しいものだった。
1.12.19 試聴済み 本日の盤に同じ

   ヘンデル 
     オラトリオ「メサイア」(Messiah 抜粋)
     S.ジェニファー・ヴィヴィアン A.ノーマ・プロクター
     T.ジョージ・マラン Bs.オーウェン・ブラニガン
     ボールド指揮 
     ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団及び合唱団

ヘンデルが晩年に力を注いだのがオラトリオ(聖誕曲)の創作であった。オラトリオと言うのは主に聖書を題材として独唱者、重唱、合唱、管弦楽などで演奏される宗教曲のことで、オペラとは違い演技も舞台装置も一切ないのが大きな特色となっている。ヘンデルは多くのオラトリオを作曲しているが、その中でも屈指の名作として輝いているのがこの「メサイア」である。題名の「メサイア」とはヘブライ語で「聖油を注がれる者」と言った

   ヘンデル
 1685年~1759年
ドイツ~イギリス帰化

R2('20)12.24


ベートーヴェン 交響曲第1番
26.7.10、30.7.10、31.4.30 試聴済み カラヤン指揮 ベルリン・フィル
27.4.30、27.12.10 試聴済み スイートナー指揮 シュターツカペレ・ベルリン
30.10.4、2.9.15 試聴済み フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィル
私のCD・・フランス・ブリュッヘン指揮 18世紀オーケストラ(古楽器演奏集団)
ブラームス 交響曲第3番
30.3.20、30.8.14 試聴済み ベーム指揮 ウィーン・フィル
31.2.5 試聴済み 本日の盤に同じ
私のCD・・カラヤン指揮 ベルリン・フィル
ドヴォルザーク 「新世界より」
1.8.27、1.12.12 試聴済み 本日の盤に同じ
私のLP、CD・・レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィル
   LP・・ダヴィッド・ジョセフォヴィッツ指揮 ハンブルグ交響楽団
   CD・・カラヤン指揮 ベルリン・フィル  

大歓迎を受け、12の交響曲を作った(ザロモン交響曲、第93番~第104番)。一方、ハイドンが一度も足を踏み入れることの無かったパリでも、ロンドン同様に人気が沸騰し1786年ごろ、パリのあるオーケストラが交響曲6曲の創作を正式に依頼してきたのである。この依頼を受けたハイドンは、手持ちのものと新たに作曲したものが「パリ交響曲」(交響曲第82番~第87番)と呼ばれている。
このシリーズで唯一の短調作品である第83番は1785年、つまり依頼に先立って作曲されたものとみられている。標題の「めんどり」とは、第1楽章の第2主題がニワトリの鳴き声を思わせることから19世紀になってからこの愛称で呼ばれるようになった。
前後するが、第82番の愛称「熊」の由来は、終楽章冒頭の前打音を伴う低音が熊使い(熊を用いた大道芸)の音楽を思わせることからこの愛称で呼ばれるようになった。作曲家自身の命名ではない。
私のCD・・交響曲第83番「めんどり」 カラヤン指揮 ベルリン・フィル

マーラー 交響曲第5番
26.7.8 試聴済み インバル指揮 東京都交響楽団
26.11.13、27.7.7、28.5.24、29.11.14 試聴済み テンシュテット指揮 ロンドン・フィル
28.2.9 試聴済み 本日の盤に同じ
私のCD・・小澤征爾指揮 ボストン交響楽団

         私のCD
         フォーレ
ヴァイオリンソナタ第1番、第2番

R2('20)11.19

モーツァルト
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 K.279   第2番ヘ長調 K.280
        第3番変ロ長調 K.281 第4番変ホ長調 K.282
        第5番ト長調 K.283   第6番ニ長調 K.284
        第7番ハ長調 K.309   第8番イ短調 K.310
        第9番ニ長調 K.311    第10番ハ長調 K.330

        P.グレン・グールド

下記作品を除き初試聴。
27.8.27 ピアノソナタ第12番 P.内田光子
29.11.21 ピアノソナタ第11番、第12番 P.内田光子
29.9.12、30.7.5、2.1.21
        ピアノソナタ第11番(トルコ行進曲付き) P.ホロヴィッツ
 

  作曲家年表                 classic  salon (本館)   
    1     2     3    4     5    6

  私のCD
 モーツァルト
ピアノソナタ第8番

R2('20)10.1

    私のCD
  ベートーヴェン
ヴァイオリン協奏曲

R2('20)10.6

    私のLP
   サン・サーンス
ピアノ協奏曲第4番

R2('20)10.20

   私のCD
   モーツァルト
クラリネット協奏曲
 

R2('20)12.3

     私のCD
     ハイドン
 交響曲第96番「奇蹟」

 R2('20)12.8

    私のCD
    バルトーク
管弦楽のための協奏曲

R3('21)9.16